事件ファイル

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2016年5月28日(土)放送

第819話 「小五郎、怒りの大追跡(後編)」

 蘭が人気アイドル歌手、リサ・パープルに間違われて誘拐される。犯人は廃品回収業者の竹山太吉と伊原与三郎と判明。竹山は地下アイドル時代からの熱狂的ファンだった。コナン、小五郎は犯人のアジトに踏み込み、リサと竹山のSNSでのやりとりを発見。今回の誘拐はリサと犯人がグルになって仕組んだものだった。竹山はSNSで粗大ゴミを不法投棄している山中に蘭を連れていくとリサに報告。アジトには不法投棄場所の写真が残っていた。コナンは犯人が顔を見た蘭を始末する可能性が高いと心配する。

 コナンはリサが使うSNSの写真に注目する。リサはいつも左側から撮った写真を使うが、SNSの写真は右側から撮られていて、コナンは誰かがリサに成りすましていると推理する。その頃、竹山と伊原は蘭を閉じ込めた冷蔵庫を不法投棄の穴に捨てて上から土を被せていた。蘭は意識が少しずつ遠のいていく。目暮警部はリサから話を聞くが、リサはSNSをやっていないと共犯を否定する。誘拐の時、非常ベルを鳴らしたのは犯人。目暮は関係者の中に通路のドアのロックを外した共犯者がいると睨んでいた。

 この後、目暮はライブ直前に通路に出たマネージャーの山根に何をしていたのかと訊ね、山根は電話をかけに行ったと答える。そこに小五郎、コナンがやってくる。小五郎は山根が電話していたのは竹山だったと目暮に教える。竹山のアジトの電話に山根が二度と脅迫電話をかけてくるなと恫喝する留守電が残っていたのだ。山根は事務所に脅迫電話がかかってきた時に相手の電話番号を登録。山根は竹山だったとは知らなかったらしく、電話した時、通路で誰も見なかったと証言する。

 コナンは蘭を助けるため、写真から不法投棄場所を突き止めようとする。高木刑事は犯人の携帯の発信エリアを特定するが、米花峠から提無津谷一帯と広範囲のために捜索は困難。冷蔵庫が密閉されていれば、酸素がなくなり、蘭の命は明朝まで持たない危険な状況だった。小五郎は父親として命だけは奪わないでくれと犯人に呼び掛けたいとケーブルTVディレクターの佐久田に頼む。だが、佐久田が制作するのはローカルテレビ番組のため、犯人にメッセージが届く可能性は低かった。

 小五郎はコナンを連れて番組が生放送されるスタジオへ。コナンは廊下のポスターに目を留める。それはリサが過去に所属していたアイドルグループのポスターだった。この後、番組が生放送され、MCのビアンカが小五郎を紹介。小五郎は娘を助けてほしいと訴えた後、娘がライブ直前に会場を撮影し、真犯人の証拠となる写真を偶然撮影したと付け加える。だが、これは小五郎が犯人に仕掛けた罠だった。蘭の携帯に証拠があるというのはデマカセなのだ。この後、小五郎の罠にかかった真犯人は証拠を恐れ、隠滅のために動き出す。すでにコナンは留守電の音声から誰が真犯人かに気付いていた…。