事件ファイル

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2016年2月20日(土)放送

第809話 「かまいたちの宿(後編)」

 コナン、蘭、小五郎、平次、和葉は妖怪、鎌イタチの写真が撮影された旅館を訪れる。旅館にはライターの中間、小柳も取材に来ていた。そして、暗闇の蔵の中で平次、小五郎、小柳が肌を切られ、皆の脳裏に鎌イタチの事がよぎる。この後、女将の高美の義父、盆蔵が離れで殺害される。盆蔵の胸には鎌が刺さっていた。コナンは事件現場のおかしな点に気付く。障子の切られた上の部分には血が付着。つまり、犯人は障子を切った後、部屋に入って盆蔵を刺したのではなく、盆蔵を刺した後、その鎌で障子を切り、盆蔵を再び刺したのだ。小五郎は鎌イタチの仕業に見せるための犯人の演出と睨む。
 平次は犯人が離れのブレーカーを落とし、明かりが点かないようにした理由を考える。平次は犯人の侵入口のおかしな跡にも気付く。露天風呂を通り、風呂を囲った竹垣の入口から離れの縁側に来たと思われる犯人。縁側から竹垣まで半円状に雪が浅く掘られているのだ。小五郎は犯人が鎌で自分の足跡を消したと推理するが、平次が気になっているのは露天風呂の方だった。湯船の縁に積もる雪は荒れてなく、犯人は露天風呂の上を走ってきた事になるのだ。中間はやはり鎌イタチが犯人と考える。
 鎌イタチが現れたと聞いた蘭と和葉は蛍光灯、飾りつけの風船を割ったのも鎌イタチと考える。その時、コナンは部屋に落ちているBB弾を発見する。女将、高美の亡くなった夫の趣味だったサバイバルゲーム。平次は犯人が蔵からエアガンを持ち出し、蘭たちがいた部屋の蛍光灯、風船を撃ったと推理する。この後、コナンは部屋に何か匂いがする事に気付く。それはトイレや洗剤の匂いだった。蘭たちと飾りつけをしていた高美の息子、康平は風船が割れた時、体に雨水みたいなものがかかったと証言する。
 コナンは悲鳴を聞いただけで盆蔵とわかった理由を高美に訊ねる。高美は以前、テレビ取材が来た時、盆蔵は足ツボマッサージを受け、同じような叫び声を上げたと証言する。コナン、山村たちはそのテレビ番組の録画を見せてもらう事に。確かにテレビ番組での叫び声と離れから聞こえた悲鳴はソックリだった。この後、小五郎は盆蔵を恨んでいる人がいないか確認。高美は盆蔵が仲居や板前にとても厳しかった事を明かす。盆蔵に追い出されるように旅館をクビになった仲居頭もいたという。
 コナンは中間、小柳というライター2人について質問。高美は康平が鎌イタチを目撃し、露天風呂で溺れた日も中間と小柳が泊まっていた事を明かす。蔵に泥棒が入ったのも同じ日だったという。高美は今回の雰囲気は2人とも以前と違うと明かす。以前、中間は口ヒゲがなく、小柳はメガネをかけていたという。この後、平次は自分の腕時計の事を話してハッとなり、コナンも平次と同じ事を考える。コナンと平次はこれを足がかりに盆蔵を殺害した犯人を見破り、巧妙なトリックや様々な謎を解き明かす。