事件ファイル

事件ファイル
2015年11月14日(土)放送

第799話 「探偵団の密室推理合戦」

 放課後、コナン、元太、光彦、歩美、哀はサッカーの練習をするため、阿笠博士の知り合いの屋敷の跡地へ向かう。昨夜は雷を伴う土砂降りだったが、跡地のプールの外は整地済みで水はけも良いという。この後、コナンたちが跡地に到着すると、そこでは警察が捜査をしていた。跡地にあるプールで男性の遺体が発見されたという。第一発見者は先に来ていた阿笠。遺体は昨夜の雨が溜まったプールに浮いていて、鈍器による後頭部の打撲が致命傷だった。
 屋敷の跡地に入るには門を通らなければならないが、その門にかけられた厳重な鍵を開けたのは阿笠だった。跡地は煉瓦塀に囲まれ、塀の上にはガラスの破片や有刺鉄線。合鍵はなく、最後に門を開けられたのは3日前だが、被害者の死亡推定時刻は昨夜の日付が変わる前。この事件は空き地という屋根のない密室で起きているのだ。空き地は捜査のために立ち入り禁止になり、少年探偵団は事件解決に協力しようと決める。コナンは跡地の見取り図を確認し、横に建っている8階建てのビルに注目する。
 元太、光彦、歩美たちは男性がどうやって跡地に入ったかを考える。プールの排水口、ヘリコプター、グライダーなどを利用したと考えるが、どれも現実的には無理がある方法だった。この後、コナンはヒントを出し、哀が空き地に入ったのではなく、ビルから落ちた事に気付く。夜中の雨で水が溜まったが、最初は空っぽだったプール。男性は殴られたのではなく、ビルから落ちてプールの底に頭をぶつけたのだ。捜査する目暮警部たちもコナンたちと同じ結論を出していた。
 目暮たちはすでにビルを捜査。ビルの8階にだけ出窓があり、男性はこの出窓から落ちた可能性が高かったが…。千葉刑事がこの出窓を揺すってもビクともしなかった。この部屋の淡路友江は物騒な噂を聞き、昨日この出窓を開かないように改造したという。物騒な噂というのはヤモリと呼ばれるビル荒らしの泥棒の噂だった。ヤモリは手足を巧みに使い、ビルの外壁を登っていくという。跡地で絶命していたのはそのヤモリだった。目暮はヤモリが落ちた状況がわからないという。ヤモリが何もない時に墜落したとは考え難く、コナンたちは事件を解決するため、ヤモリが墜落した謎を解明しようとするが…。