事件ファイル

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2015年11月7日(土)放送

第798話 「動く標的」

 午後8時、コナンは10階建てビル屋上から会社員の袋小路貞夫が落下する現場を目撃する。その真下の路上には会社員の小松均が佇んでいた。袋小路が小松に直撃すれば2人とも危険な状態。コナンはバックルからボールを出し、落下する袋小路に向かって蹴る。ボールは命中し、袋小路は傍らに積まれたゴミの山に落ちて助かる。野次馬の1人は居酒屋で袋小路を時々見かけたと証言。袋小路は酔って自殺願望を口にしていたという。飛び降り自殺に巻き込まれそうになった小松は昔から運が悪いとぼやく。
 翌朝、コナンが光彦、元太、歩美、哀を落下現場に連れて行くと、目暮警部たちが捜査をしていた。ビルは連休中で出入り口が閉まり、屋上に上がるには非常階段を使うしかなかったという。泥酔して歩けない状態の袋小路が階段を上がるのは不可能。目暮は自殺未遂ではなく、誰かが酔い潰れた袋小路を屋上まで運んで落とした殺人未遂事件と考えていた。この後、コナンたちはビル屋上を調べ、防護柵に袋小路が落とされた時に服が擦れた払拭痕を発見。払拭痕は数メートル離れた場所にもついていた。
 この後、ビル前に小松と同期入社の雪ヶ谷大介が現れる。小松は昨夜の運の悪さを雪ヶ谷に話していた。雪ヶ谷が立ち去った後、コナンは小松から話を聞く事に。小松によれば、仕事がデキてスポーツ万能の雪ヶ谷は一度も挫折を味わった事がないという。小松は知らない女性からラブレターをもらい、ビル前に呼び出されたと証言。最初はビル入口前に立っていたが、ビルの電光時計を見るために数メートル横に移動。その直後に袋小路は落ちてきたという。話を聞いたコナンは標的が動いたから柵の払拭痕が2つあったと判断。コナンたちは袋小路だけじゃなく、小松にも恨みを持った人物が犯人と考える。
 コナンたちは小松にラブレターを見せてもらう事に。小松には片思いの女性がいて、昨夜は交際を断るためにビル前に来たという。ラブレターには会う時にこの手紙を持参して欲しいと書かれていた。この後、小松は食事をおごると言ってコナンたちを喫茶店に案内。哀はウェイトレスの永井咲子と楽しそうに話す小松を見て、小松の片思いの相手が咲子と察する。小松たちの会社はこの店の近くにあり、最近は来なくなったが、以前は雪ヶ谷もよくこの店で昼食を食べていたという。
 小松がトイレに行くと、コナンは咲子から話を聞く。コナンは雪ヶ谷が店に来なくなった原因に思い当たる節はないかと訊ね、咲子は今月初めに雪ヶ谷からデートに誘われたと打ち明ける。咲子がデートを断ると、翌日から雪ヶ谷は店に来なくなったという。咲子は雪ヶ谷のような自信家が苦手らしく、小松に好意を抱いていた。話を聞いたコナンは犯人の目星をつけるが、犯人が狙ったのは小松と袋小路。コナンは昨夜の袋小路の足取りを調べ、犯人が袋小路の命も狙った動機を突き止めようとするが…。