事件ファイル

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2015年10月24日(土)放送

第797話 「夢みる乙女の迷推理」

 小五郎は女子大生の中居芙奈子から消えたフリーターの彦根一真を捜して欲しいと依頼される。彦根は犯罪計画書というノートを残していた。だが、芙奈子は彦根と知り合いではなく、見かけただけの関係。芙奈子は有名乙女ゲームの攻略キャラに似た彦根の後をつけて隠し撮りしたという。小五郎はストーカーの手伝いはできないと芙奈子の依頼を断る。コナンは警察に捜査してもらう事を勧める。だが、警察に行く時間はないらしく、芙奈子は探偵フナチとして自分が彦根を見つける事を誓う。
 コナンが気になって跡を尾けると、芙奈子は彦根のアパートを訪ねていた。芙奈子は声をかけてきたコナンにフナチと呼んで欲しいとお願い。フナチは乙女ゲームで彦根が似ているキャラ、蜃気楼の君を慕うヒロインの名前だった。芙奈子が一昨日の午後に部屋を訪ねると、すでにドアの鍵は壊され、中に彦根はいなかったという。コナンは右隣の部屋に住む大学生の清瀬隆に話を聞くが、清瀬は何も知らないと答える。この時、左隣の部屋に住む失業中の元会社員、梨田明夫がうるさいと文句を言ってくる。
 その直後、彦根の部屋の紙が舞い上がり、玄関先にいた芙奈子はあたふたとする。両隣の部屋のドアが閉められると、なぜか舞い上がった紙が落ちる。不思議に思ったコナンは彦根の部屋の窓を確認。窓は閉まったままだった。この後、彦根が残した犯罪計画書というノートを確認。そこにはジュエリー今岸という宝石店を強盗する計画が細かく書かれ、決行日が今日になっていた。コナンはこの店をネットで検索するが見つからない。コナンは詳細に書かれた計画書がデタラメとは思えなかった。
 この後、コナンはノートの店の見取り図を眺め、全て逆になっている事を見破る。コナンは店名のIMAGISIは逆から読むとISIGAMIと気付き、この近くでジュエリー石神という宝石店を見つける。芙奈子が強盗する彦根を妄想して1人で騒ぎ出す中、コナンは何か引っかかって本棚に目を留める。そこには小説講座、小説の書き方などの本が並んでいた。コナンは彦根が小説を書いていると推理するが、原稿は見つからない。その時、部屋の電話に出版社から小説「犯罪計画書」の掲載が決まったという連絡があり、コナンと芙奈子は犯罪計画書というノートは小説のための取材と調査を書き留めたものと察する。
 その頃、ジュエリー石神は拳銃を持った覆面姿の強盗に襲われていた。コナンはパトカーのサイレンを聞き、本当に宝石店に強盗が入ったと察する。宝石店では高木刑事が捜査していた。この日は宝石のリニューアル日。強盗は下水道から地下ボイラー室に侵入し、搬入された宝石を強奪したのだ。それはノートに書かれた計画と同じだった。警察の裏をかく逃走経路も計画通り。この後、コナンが芙奈子からノートを受け取って読み進めると…。そこには完全犯罪を締めくくる衝撃の計画が書かれていた…。