事件ファイル

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2015年10月17日(土)放送

第796話 「おしどり夫婦の策略」

 ミステリー作家の上林長作が6階建ての雑居ビルAと7階建ての雑居ビルBの間の幅2mの路地に転落死。上林の仕事場はビルAの5階にあり、目暮警部は窓が開いているビルAの5階の廊下から落ちたと考える。そこに小五郎とコナンが偶然通りかかる。目暮は第一発見者の妻の上林聖子とビルAの守衛の杉山清から話を聞く。午前9時に自宅を出る時、上林は仕事の資料が家に届いたら、仕事場まで持ってきてほしいと聖子に頼んだという。聖子はテレビを見終わった12時に家を出発。上林に電話が繋がらず、聖子は12時20分に守衛室の杉山に声をかけ、合鍵で部屋を開けてもらったという。
 部屋に姿がないため、廊下に出た聖子と杉山は窓から外を覗いて遺体を発見。目暮は止まった上林の腕時計から11時50分に落ちたと考える。なぜか革靴からスニーカーに履き替え、手に軍手をしていた上林。顔には擦過痕があった。仕事場には若い頃の夫婦の写真が飾られていた。杉山は11時40分に上林がタバコを買いに5分ほど外出したと証言。その時、上林は今日が結婚記念日と話し、妻の聖子に感謝していたという。話を聞いた聖子も幸せだったと語り、高木は良い夫婦関係だったと感じる。
 目暮は何か作業中に足を滑らせた事故死と判断。だが、窓の外には何もなく、作業していたとは考えにくかった。休日のため、ビルにいたのは上林のみ。他殺の可能性も低かった。聖子は上林が今日、締切の原稿があると話していた事を明かす。皆は原稿が書けずに追い詰められて自殺した可能性を考えるが…。この後、出版社の担当編集者の池尻史人がやってくる。池尻は上林が亡くなった事に驚きつつも原稿を確認し、書き上がっている事に驚く。今朝電話した時、上林は原稿が上がるのはギリギリの夕方4時になると話していたという。これで事故、他殺と共に自殺の可能性も怪しくなる。
 この後、上林がいつもは資料を仕事場に送ってもらっている事が判明。さらに上林が仕事場に来る前にコンビニでタバコ1カートンと軍手を買った事も明らかに。コナンは上林が11時40分にもタバコを買いに行った事を不思議に思う。コナンは池尻から話を聞き、本当は上林と聖子の夫婦仲が破綻していた事を知る。コナンは窓から外を見て、向かいのビルBの同じ位置にも窓がある事に気付いてビルBへ。
 ビルAの5階の廊下の窓と同じ位置に窓があるのは男子トイレだった。窓は施錠されていて、ビルAとBの間の幅は約2m。コナンは何かに気付き、清掃チェック表で清掃時間を確認する。続いて、コナンは米花市の地図を見て、上林の自宅から仕事場の間にある米花緑地に注目。この後、聞き込みにより、聖子が12時ではなく、11時20分に家を出ていた事が判明。これで聖子は11時40分には仕事場に着けた事になる。コナンはこの転落死に真相に近づくが、まだ裏があると考えて…。