事件ファイル

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2015年9月19日(土)放送

第792話 「三人の第一発見者(前編)」

 サッカーの帰り道、コナンと哀は光彦、元太、歩美から少し離れて歩き、黒ずくめの組織のラムの話をする。ラムの人物像は屈強な大男、女のような男、年老いた老人と色々な噂があるという。歩美は路地からアパートを眺める少年(雁野守)に気付く。コナンたちが声をかけると、少年はおばちゃんが殺害されたと泣き出す。そのおばさんはこれから3人の男の人が順番に部屋に来るが、3人が帰った後、自分が部屋から出てこなかったら殺害されていると思うから警察に電話してと少年に頼んでいたという。
 コナンが3人の特徴を聞くと、少年は体の大きなおじさん、髪の長い女性みたいなお兄さん、髪が真っ白なおじさんと答える。コナンと哀はラムの特徴と同じだったために警戒。コナンがおばさんとの関係を訊ねると、少年は強盗に両親を殺害された事を告白。この近くに住む母親の兄の家に引き取られた後、おばさんとは公園で知り合い、遊び相手になってくれたという。この後、少年はコナンたちをおばさんの部屋に案内。部屋の中ではシナリオライターの駒井保江が廊下で首を括って絶命していた。
 コナンは遺体の足元に踏み台がない事から自殺に見せかけた殺害事件と推理する。コナンは空の銀行の封筒が落ちている事に気付く。ATMの明細書を確認すると、保江は3時間前に50万円を引き出したが、財布に50万円は入っていなかった。この後、目暮警部たちが捜査を開始。保江はこの日、柴苅殿冶、阪場諭平、幅中倉道と会うとメモに書き留めていた。目暮は野次馬に紛れ込んでいた柴苅、阪場、幅中から話を聞く事に。死亡推定時刻は午後2時から3時の間。3人はこの時間に部屋に出入りしていた。
 飲み仲間の柴苅は保江から相談があると呼ばれて遺体を発見したと証言する。古い友人の阪場は保江に貸した50万円を取りに来て遺体を発見。TV東都プロデューサーの幅中は依頼したドラマの脚本の原稿を取りに来て遺体を発見したという。第一発見者は3人もいた。コナンは警察に通報しないのはおかしいと指摘し、3人は激しく動揺する。阪場は銀行に行ったらしく、ATMの防犯カメラを見れば犯行時間がなかった事を証明できると訴え、高木刑事と防犯カメラの映像を見に行く。この後、柴苅はタバコを吸い始めるが、コナンは柴苅のライターの炎が大きい事に驚く。隣にいた幅中はタバコの煙にむせていた。
 目暮は3人が部屋に来た順番を少年に確認するが、少年は順番を覚えていなかった。この後、阪場と高木が戻ってくる。防犯カメラに阪場は映っていたが、時間的にアリバイにはならないという。高木は阪場が何度も逃げようとした事を目暮に報告する。阪場もタバコを吸おうとするが、ライターが点かずに柴苅からライターを借りる。阪場はライターの炎を絞ってからタバコに火を点け、幅中はタバコの煙にむせ、タバコを吸う阪場を睨みつける。3人の様子を窺っていたコナンは違和感を抱いて…。