事件ファイル

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2015年8月15日(土)放送

第789話 「女王様の天気予報」

 小五郎は日売テレビの番組で天気予報の女王様と呼ばれる気象予報士の関根康美と対談する。スタジオに見学に来たコナンと蘭は張り切り過ぎて空回りする小五郎に呆れるが、プロデューサーの小玉由紀夫、康美のマネージャーの山口拓也、ADの篠原浩子は良い番組になると手応えを感じる。対談後、康美は2階にある隣のフロアでイメージビデオの撮影を控えていた。コナンたちが帰ろうとした時、パンという音が響き、続けてシューッという音。さらに康美の叫び声とドンという落下音が聞こえてくる。
 コナンたちが現場に駆けつけると、1階のフロアで康美が倒れて絶命していた。コナンは康美の髪の左側が乱れている事に気付く。康美の近くの床には「※」と血で書かれたダイイングメッセージが残されていた。この時、コナンはかなり離れた窓際付近で康美の髪飾りを見つけて不思議に思う。この後、目暮警部、高木刑事は捜査を開始する。現場近くにいたのは山口、小玉、浩子の3人。事件が起きた分室は老朽化していて来年取り壊す予定だったという。
 撮影前に風船やモール、白いバラなどで飾り付けられたステージをチェックしたと思われる康美。小五郎は康美がチェック中に老朽化した手すりにもたれて1階に転落した事故だと推理する。ダイイングメッセージは亡くなる間際に手で床をかきむしって、たまたま残ったものと考えられる。だが、コナンはこの推理は間違いだと気付く。コナンは悲鳴の前にパンと音がした事や風船、モール、バラなどのキーワードから小五郎に推理が間違っていると気付かせ、推理を正しい方向へと導く。
 そして、小五郎は何者かが康美にトラップを仕掛けたと推理を改める。モールに足が引っ掛かると、その拍子に動いた風船がバラのトゲに刺さって割れる仕掛けがされたステージ。康美はステージを確かめに来て、このトラップに引っかかったのだ。小五郎は康美が驚き、よろめいて手すりにすがり、その手すりが揺れて転落したと推理する。小五郎は驚かせるつもりが、転落死という悲劇を招いたと考えていた。コナンは最後にステージを確認した人を訊ね、浩子は自分が確認したと名乗り出る。
 浩子の犯行と疑う小玉は昨日、浩子と同僚の会話を偶然聞いたと証言。康美から明日までにスタジオのセットを入れ替えろと命じられた浩子は「明日、康美さんに恥をかかせてやる」と同僚に話していたという。浩子は風船を仕掛けたと認め、女王様気取りの康美が許せなかったと告白。目暮は康美を署まで連行しようとするが…。コナンはパンという音の後にシューッという音がした事を思い出して2階のステージ裏を確認。コナンはシューッという音を出した機器を見つける。さらにコナンは機器に何かが付着している事に気付き、浩子のイタズラを利用して康美を殺害した犯人がいる事を見破って…。