事件ファイル

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2015年7月11日(土)放送

第784話 「織り姫クラブへようこそ」

 コナンと蘭、園子は園子の知り合いの近田詠美に会うため、彼女が通う高校にやってくる。詠美は校舎の2階の窓から外にいる園子を見つけて声をかけてくる。その直後、詠美は悲鳴を上げ、カーテンを被せられるように姿が見えなくなる。コナンたちが部屋に駆けつけると、そこでは詠美が倒れ、断ち切られた毛髪が床に散っていた。詠美は背後から何者かに襲われ、髪をカッターで切られたと証言する。
 事件は3日前、昨日にも起きていた。五代めぐみはタンブラーの飲み物に赤唐辛子を入れられ、玉井千絵はカバンの中に蜘蛛の玩具を入れられたという。事件前には織り姫クラブが設置した箱に「MGに怒りを!」「CTに報いを!」という予告の手紙が入れられていたという。アルファベットは被害者のイニシャルだった。織り姫クラブはイギリスに実在するジュリエットクラブにあやかり、詠美が同級生と校内に開設した恋の相談窓口。手紙限定で恋の相談を受け付け、女子生徒の間で評判になっているという。
 今朝、新たに「ECに裁きを!」という手紙が届き、詠美は自分の事と心配になって園子に相談したのだ。詠美は現場に「本日日没とともに、TBに死を!」という別の手紙が残っていた事を打ち明ける。日没まではおよそ2時間で、園子は自分が犯人を捕まえてTBさんを助けると張り切る。この時、コナンは詠美がいた窓の外枠にわずかに毛髪が付着している事に気付く。コナンたちは手分けして名前がT、苗字がBの生徒を探す。だが、該当する生徒たちに狙われる心当たりはなかった。
 日没まで1時間。コナンはもう一度織り姫クラブの部屋に戻り、窓の下の花壇に注目する。コナンの思った通り、花壇の花にも少量の毛髪が付着。地面には何かが刺さった痕のような穴が開いていた。この後、コナンは手紙の保管箱を調べ、最初の被害者2人の手紙を確認。コナンは2人の手紙に書かれたロミオという言葉に目を留める。ロミオは図書館で勉強するイケメン優等生、刈谷勇人の事だった。
 園子は刈谷を犯人と疑い、詠美が髪を切られた1時間前のアリバイを確認。刈谷は「カッターを拾いました。お返しするので、体育館の裏まで来て下さい」というメモをもらったと説明。メモの文字は予告の手紙と同じだった。刈谷は5分待ったが誰も来なかったので図書館へ戻ったと証言。この時、詠美は刈谷に声をかけるが、刈谷は冷たい態度をとる。コナンは詠美の顔色が変わった事に気付く。
 この後、コナンは手紙のアルファベットは被害者のイニシャルではなく、ロミオとジュリエットの登場人物になぞらえていると推理。コナンは友達を殺害されたロミオが仇を討ったティボルトがTBと考える。話を聞いた園子は学園祭のロミオとジュリエットの劇で詠美がティボルトを演じた事を思い出し、刈谷が詠美の命を狙っていると判断。その時、蘭と園子は屋上で向かい合う刈谷と詠美に気付いて…。