事件ファイル

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2015年3月28日(土)放送

第773話 「工藤新一水族館事件(後編)」

 新一と蘭が米花水族館でデート中に朱本国博が刺殺される事件が起きる。新一と目暮警部は朱本が携帯で連絡していた尾城那穂、中桐鹿子、仁部浩大から話を聞く事に。新一の推理通り、朱本とデートしていた鹿子は身長が160センチぐらいあり、ミニスカートで香水をつけていた。鹿子は朱本と一緒にイルカショーを観たと証言。だが、朱本はトイレに立ったまま戻らなかったという。新一が朱本の携帯から連絡した時に無視したが、鹿子は自分も犯人に狙われていると怯えて電話に出なかったと説明する。 鹿子によれば、朱本は携帯で「金は絶対用意する」と物騒な話をしていたという。
 鹿子は身の潔白を主張し、アリバイの証拠となる動画を見せる。それは先ほどのイルカショーを最後まで撮影した映像だった。ショーが終わったのは昼の12時。朱本の遺体が見つかったのは12時前後で、鹿子はこの映像がアリバイになると訴える。那穂は別れて1年以上経つが、朱本と付き合っていた事を告白。殺害されたのが朱本とは知らなかったという。コナンが朱本の携帯から電話をかけた時、携帯の電源を切った那穂。今日は彼氏の仁部浩大とデート中だったらしく、那穂はヨリを戻そうとしつこくされていたので電源を切ったと明かす。那穂は今日撮影した仁部との写真、事件があった頃に水中回廊を縦向きに撮影した動画を見せる。動画にはサメや客の他に事件に気付いた新一や蘭の姿も映っていた。
 仁部は目暮と話をして、殺害されたのが那穂の元カレだったと初めて知る。新一は朱本と知り合いだったかと確認するが、仁部は知らないと答える。朱本のメールは元カレからとは知らず、イタズラメールだと思って無視していたという。仁部も事件があった時に横向きのムービーを撮影。動画には水中回廊のサメや事件に気付いた新一たち、那穂の姿も映っていた。仁部はブログに載せるために動画を撮影したという。目暮は3人の動画は固定されたものではなく、人が撮った映像と判断する。
 新一は犯人が暗い通路ではなく、明るい水中回廊で犯行に及んだ理由が気になる。水槽が並んでいる通路は暗くて客はほとんどシルエットでしかとらえられないからだ。この後、新一は何気ない蘭とのやりとりから犯人が四方を海中に模した水中回廊を犯行場所に選んだ理由に気付く。目暮は容疑者3人には犯行時刻に動画を撮影していたというアリバイがあると判断。警察は犯人が被害者を刺殺後、すぐに水族館から逃げた可能性を探る。だが、すでに新一は容疑者3人の中の誰が犯人かを見破っていた。この後、新一は容疑者3人を集め、1人だけ奇妙な動画を撮っていると伝える。それは自分が犯人と白状しているかのような動画で、新一は徐々に犯人を追い込んでいく…。