事件ファイル

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2015年3月21日(土)放送

第772話 「工藤新一水族館事件(前編)」

 コナン、蘭、歩美、光彦、元太、哀、阿笠博士は米花水族館にやってくる。急遽この水族館に来る事になった蘭。ここは蘭にとっては新一とデートした思い出の水族館だった。蘭はサメがいる水中回廊をバックに壁に手をついた新一の姿を思い出し、コナンも新一の時に蘭とここに来た事を回想する…。
 新一はサメがいる水中回廊の前で蘭と待ち合わせする。蘭は別居中の両親、小五郎と妃英理を水族館で再会させ、愛し合っていた頃を思い出させようと計画。蘭はこの作戦の下見のため、風邪を引いた園子の代わりに新一を誘って水族館に来たのだ。だが、それは建前で、蘭は新一と水族館でデートしたかったのだ。この後、新一が何かの匂いに気付いて辺りを見渡すと、水中回廊の壁際に人が集まっていた。
 そこでは男性がしゃがみ込んでいて、足元の床にゆっくりと血が広がる。新一は脈を確認するが、すでに男性は絶命していた。被害者は心臓を一突きされていて、新一は床に落ちているコンビニ袋に気付く。凶器はこのコンビニ袋から飛び出ているナイフだった。新一は水族館の出入り口を封鎖して、警察を呼んで欲しいと係員に頼む。蘭は叫び声がないのに新一が事件に気付いた事に驚く。赤血球のヘモグロビンの主成分は鉄。新一は嗅覚に優れたサメのように血から漂う鉄の匂いを感じ取ったのだ。
 この後、新一は現場に駆けつけた目暮警部に状況を報告。新一は犯人がコンビニ袋越しに被害者を刺したのは返り血を自分に付着させないためと推理する。目暮は襲われた時に大声を出していれば、目撃者がいるはずと考える。だが、遺体の首の後ろにはスタンガンを押し付けた跡があり、新一は被害者が刺される前にスタンガンで気絶させられ、声を出した可能性は低いと推理。スタンガンは被害者のジャケットの内ポケットの中に入っていた。
 新一は現場の状況から被害者は水槽の底を見るように犯人から促され、派手に倒れない状態の時にスタンガンを当てられたと推理。この推理から目暮は犯人と被害者は顔見知りの可能性があると考える。被害者はガソリンスタンドでバイトする朱本国博、26歳で、新一は財布の中のレシートを確認。水族館にあるカフェのレシートにはコーヒー、紅茶とイルカのキーホルダー、精算時間が表記されていて、新一は15分前に朱本がイルカ好きの女性とデートでカフェ行ったと判断する。
 さらに新一は朱本についた女性用の香水の匂いからデート相手は160センチ前後でミニスカートを穿いていると推理する。この後、新一は客の携帯、カメラなどを回収してほしいと目暮に頼む。目暮が来る前に朱本の携帯のアドレス帳から電話やメールをしていた新一はその時に無視した3人に再度、電話やメールをする。そして、新一と目暮は無視した尾城那穂、中桐鹿子、仁部浩大から話を聞くが…。