事件ファイル

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2014年4月19日(土)放送

第735話 「暗号付きの招待状」

 毛利探偵事務所に会社事務員、北坂香織(きたさかかおり)がやってくる。香織は上南大学推理研究会のOG。この日4時から同じ研究会のOB、OGの結婚を祝うパーティーが開かれるが、招待状に書かれた案内図の判じ絵が解けずにパーティー会場がわからないという。香織は判じ絵を解いて会場の場所を特定してほしいと小五郎に依頼する。案内図は川面に甲を上にして指を開いた状態の女性の左手をかざした絵が描かれていた。小指は黄、結婚指輪をはめた薬指は緑、中指は青、人差し指は赤に塗られ、色が付いてない親指の爪の所に会場を示すマーク。隅には1:7000と数字が書かれていた。
 元々推理が苦手な香織。入会した時も文章から「た」の字を抜いて読む「タヌキの暗号」しか解けなかったという。小五郎はこの4色を電車のラインカラーと推理。黄の総武線、緑の山手線、青の京浜東北線、赤の中央線が並んで走る場所の親指の爪の位置に会場があると考える。そして1:7000は7000分の1の地図と解釈。小五郎は用意した地図に手を置いて親指の位置を確認する。そこは大学のホールがある神田小川町2丁目だった。コナンは小五郎の手が丸まっている事が気になったが、香織は小五郎に感謝して事務所を後にする。帰り際、コナンは香織がバッグに何か硬いモノを入れている事に気付く。
 この後、コナンは夏休みの宿題の工作を作るため、歩美、元太、光彦、哀が集まる阿笠邸に行く。光彦は東都ベルツリータワーを紙で作ろうと提案。コナンはタワーと周辺の街並みを思い浮かべ、案内図が本当は何を意味しているかに気付く。コナンは事務所に急いで戻って小五郎と蘭に案内図について説明する。描かれていた川は隅田川で、4つの色は黄の蔵前橋、緑の厩橋、青の駒形橋、赤の吾妻橋という橋を示したもの。この案内図が示す本当の会場は東都ベルツリータワーだった。
 小五郎は香織に電話して本当の会場を知らせる事に。だが、彼女が調査依頼書に書いた自宅の番号はウソだった。小五郎は香織の携帯の方に電話して本当の会場を教える。香織は大学のホールが会場じゃなくて困っていたという。コナンは携帯だけ本当の番号を書き、自宅はウソの番号を書いた事が引っかかる。この後、蘭は香織が自宅の番号を書いた時、最後の数字を書く時に躊躇していた事を思い出し、コナンは最後の数字だけウソと見破る。コナンは最後の数字だけ1つ前の番号にして電話し、香織の母親、北坂敬子(けいこ)が電話に出る。香織の自宅には何故か佐藤刑事と高木刑事がいた。小五郎はコナンと電話を代わり、香織の自宅にいる理由を佐藤に訊ねる。佐藤の話を聞いたコナンは香織が何のために結婚パーティーに行くかに気付き、急いでベルツリータワーへ向かうが…。