2013年10月12日放送

第713話 「服部平次と吸血鬼館(二)」

 原因不明の爆発でトンネルが崩れ、コナンたちは寅倉家の館がある森から出られなくなる。岸治は先ほど撮影した家族写真を現像。壁の飾り鏡には吸血鬼のような迫弥の顔が映っていた。撮影したのは迫弥のカメラだという。コナンと平次は厨房にいる蘭と和葉に写真を確認してもらう事に。だが、厨房には、ひかるしかいなかった。ひかるは迫弥の婚約者だった女性の連れ子で、母親は不運な事故で亡くなったという。ひかるは病気の迫弥を世話するためにメイドになったとコナンに明かす。
 厨房の床には白い粉が散らばっていて、戻ってきたシェフは蘭たちが小麦粉をこぼしたと考える。蘭たちは吸血鬼が近づけないニンニク入りの餃子を作ろうとしているという。この後、棺桶の付着物がAB型の血と判明。迫弥の血液型はA型で、この館に関わる人でAB型は半年前に亡くなったメイドの清水だけだった。その時、実那、岸治、瑠莉、条平の携帯電話に迫弥から一斉メールが届く。メールには「今から私の答えを皆に伝えるから食堂に集まれ」と書かれていた。コナンたちが食堂で待っていると、窓の外に逆さの迫弥がヌッと顔を出す。大きく開けた口には牙が生えていた。
 条平が窓を開けてベランダに出ると、迫弥は上の方に消えてしまう。コナンと平次がベランダに出ると、屋根の方から血が滴り落ちてくる。コナンたちが屋根裏にあるタバコを吸う部屋へ急いで向かう。そこでは左手の頸動脈が切れている麻信が絶命していた。麻信は右手にナイフを持っていて、コナンは自殺と他殺の可能性を考える。館でタバコを吸うのは麻信だけだったという。
 条平が姿を消した守与の事を心配すると、実那は「伝説のように串刺しにされてるかも…」と漏らす。コナンはこの伝説について詳しく聞く事に。江戸時代、寅倉家の先祖の殿様は自分の世継ぎ身ごもった側室を殺害した弟君と荷担した者を南蛮の器具で拷問。木の枝に胴を貫かれた状態で発見された側室と同じように串刺しに。以来、その殿様は串刺し大名と呼ばれたという。
 伝説の話を聞いたコナンたちは今も拷問器具を保管する南蛮部屋と名付けられた部屋を見に行く。その時、ひかるは今朝、迫弥から南蛮部屋に呼び出されたと告白。ひかるは部屋の場所がわからずに行けなかったという。この後、コナンと平次、古賀は迫弥の部屋を調べ、床下にある隠し通路を発見。コナンと平次は心霊写真のトリックも見破る。そして、コナンと平次は古賀から意外な事実を聞き、ある人物が容疑者として浮かび上がる。その頃、その容疑者は厨房にいる蘭と和葉に迫っていた…。

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