2013年08月10日放送

第705話 「密室にいるコナン」

 園子はコナン、小五郎、蘭を伊豆高原の別荘に招待する。園子は別荘近くのテニスコートでテニスの特訓をするため、コーチとして黒ずくめの仲間のバーボンと判明した安室透も呼んでいた。安室はジュニア大会で優勝した腕前だった。コナンたちにコートで合流した安室は「危ない」と声を上げる。その直後、飛んできたラケットがコナンの側頭を強打し、コナンは意識を失ってしまう。コナンは手を滑らせてラケットをぶつけてしまった大学生の桃園琴音(ももぞのことね)の別荘に運ばれ、医者は脳震盪と診断する。
 桃園は大学のサークル仲間の梅島真知(うめじままち)、石栗三朗(いしぐりさぶろう)、高梨昇(たかなしのぼる)と別荘に来ていた。桃園たちは他界した仲間の瓜生の誕生日を祝うために集まったという。小五郎たちは桃園の別荘で昼食の冷やし中華をご馳走になる事に。石栗はアイスケーキを食べると言って自室へ戻り、コナンもリビングのクーラーは調子が悪いため、石栗の部屋へ涼みに行く。蘭はコナンの冷やし中華を石栗の部屋に持っていくが、ノックしても返事はない。石栗は部屋に鍵をかけていた。
 午後3時過ぎ、石栗の部屋から大きな物音が聞こえてくる。この音で目が覚めたコナンは部屋の状況に驚く。部屋のクーラーは止まっていた。石栗の部屋の合い鍵は見当たらず、安室が鍵穴に針金2本を指して開錠。その時、コナンは開けるなと指示をする。ドアを塞ぐように石栗が頭から血を流して絶命していたのだ。床には血痕が付着した銅製の花瓶、遺体の尻の下にはラケット。部屋の窓も施錠されていて、コナンは密室殺人と判断する。
 静岡県警の横溝警部は素振り中に石栗の手が滑り、飛んだラケットが棚にぶつかったと推理。そしてラケットを拾おうとした石栗の頭に花瓶が落下し、石栗はドアの所まで行って息絶えたと考える。だが、コナンは花瓶が落ちた時に大きな音がしたなら事故じゃないと主張。コナンはすぐに遺体や花瓶を触ったが、どちらの血も乾ききっていたと理由を説明する。音がする前に石栗はすでに絶命していたのだ。コナンは太った石栗の遺体を床に跡も付けずにドア付近に移動させた犯人は高梨、桃園、梅島の中にいると推理して…。

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