2013年02月23日放送

第688話 「高木刑事3千万拾う」

 朝6時、非番の高木刑事はジョギング中のスーパー店員、笹本秀子(ささもとひでこ)を追い抜いた時にボストンバッグを拾う。道の真ん中に落ちていたバッグには3千万円の札束が入っていた。高木は秀子と一緒に近くの交番にバッグを届けた後、自分が拾った事もあり、近所の人たちに聞き込みを行う。そこに話を聞きつけたコナン、光彦、元太、歩美がやってくる。その時、高木の携帯に落とし主が現れたという連絡が入る。
 落とし主は最近、奥さんが他界した自然食品店経営者の平沼登志之(ひらぬまとしゆき)。この3千万円は保険会社から受け取った奥さんの生命保険金だった。昨夜飲んで帰宅した平沼は今朝起きて保険金を入れたバッグを落とした事に気付いたという。だが、コナンは朝まで誰もバッグに気付かない事を不思議に思い、落とした時間を平沼にもう一度確認。平沼は昨夜だと答えるが、コナンは腑に落ちない。この後、コナンは平沼の上着の背中に塗料片が付いている事に気付く。平沼の靴の踵あたりには泥も付いていた。
落とし主が現れて一件落着と考える高木だったが、朝5時に問題の道にバッグが落ちていなかったと証言する新聞配達員が現れる。コナンはバッグが落ちていた道にある廃屋に注目。コナンは塗料が剥げ落ちる廃屋の外壁、ぬかるんだ地面の足跡を見て、平沼がここに身を潜めていたと推理する。コナンがこの事実をそれとなく教えると、高木は平沼がわざとバッグを落とし、毎朝ジョギングする秀子に拾わせようとしたと気付く。
 高木は秀子の事を調べるため、上司の大場国太郎(おおばくにたろう)から話を聞く。秀子の夫は強盗に殺害されていた。犯人がわからないまま、1週間前の先月30日に15年が経過。大場は秀子に結婚を申し込み、夫の命日に一緒に墓参りしたという。高木は秀子と平沼の接点も調べ、15年前、平沼が秀子の夫を殺害した容疑者の1人だった事が判明。コナンは犯人の平沼が償いのために秀子に3千万円を拾わせようとしたと推理する。だが、高木は当時足を骨折していた平沼の犯行は不可能だったと説明。それを聞いたコナンは…。

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