2013年02月02日放送

第685話 「泡と湯気と煙(後編)」

カメラマンの荻野、雑誌編集者の香、ライターの袖崎は出版社社長兼芸能ゴシップ誌「週刊グレイト」編集長の勝本をマンションの高層階から突き落としたと疑われる。3人は自分たちの名前を勝手に使い、でっち上げ記事を雑誌に掲載した勝本を恨んでいた。
同じマンションに住む3人の犯行だった場合、部屋を10分以上空けていた事になる。だが、グラスのビールに泡が残っていた荻野、コーヒーから湯気が出ていた香、タバコの煙が上がっていた袖崎。泡と湯気と煙は事件の直前まで3人が自分の部屋にいたという証拠だった。目暮警部はコナンに促され、泡と湯気と煙の実験をやってみる事に。
室温が低いと湯気は長持ちするが、香の部屋の温度は高めの27度。実験すると、コーヒーの湯気が消えるのは8分位だった。香は部屋を出る直前、荻野の部屋からベルの音がしたと証言する。続いて目暮たちは荻野の部屋へ。ベルの事を聞くと荻野は目覚まし時計のベルだと答える。ビールの泡が消える時間は6分前後だった。荻野は階段で1階に降りる時、下の方で神崎が降りる音が聞こえたと証言。袖崎は腰に鍵の束を付けているという。
最後に目暮たちは袖崎の部屋へ。タバコが完全に燃え尽きるのは9分弱だった。袖崎は現場に着いた時、香の携帯の着メロが鳴ったと証言。その電話はスクープ写真を撮った担当カメラマンからだった。この実験により、3人が部屋を10分以上空けていなかった事が判明するが、目暮は警視庁で3人の事情聴取を行う。実験に立ち会わなかったコナンは高木刑事から目覚まし時計、鍵の束、着メロの話を聞いて何かに気付く。その直後、コナンは小五郎が貧乏学生の頃にやっていた事を思い出し、3人の中の誰が犯人かを見破る。
この後、コナンは事件の状況を伝えた工藤新一から推理のメールが届いたと説明して3人を連れてマンションへ戻る。そして香の部屋に泡立ったビールを入れたグラス、コーヒーの湯気の立ったカップ、煙を立てるタバコを用意。コナンは泡と湯気と煙の実験をもう一度行い、犯人のトリックを暴こうとしていた。コナンは高木に協力してもらいながら犯人を追い込んでいく…。

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