2012年06月23日放送

第661話 「小五郎さんはいいひと(前編)」

 コナンと蘭は小五郎を知っているというアパート大家の桐谷貴江(きりたにたかえ)と偶然会う。蘭が小五郎の娘だと自己紹介すると、桐谷は小五郎が毎週のように無償で事件を解決してくれていると感謝する。事件と言っても解決しているのは、無くし物探しなどのたわいのない事だという。この後、小五郎が来る予定らしく、コナンたちは桐谷の自宅を訪ねて小五郎から話を聞く事に。桐谷の自宅の横には所有するアパートが建っていた。
 皆が話していると玄関のチャイムが鳴り、出迎えて脅かそうとした蘭は小五郎を見て困惑する。やってきたのは小五郎を真似た大学生の恩田遼平(おんだりょうへい)だった。恩田は恋人の桐谷の孫娘に小五郎のフリをしてほしいと頼まれたと打ち明ける。最初は空き巣に怯える桐谷に防犯の心得などを教えていた恩田。説得力を出すために小五郎のフリをしたらしく、恩田は空き巣が捕まった後も色々と頼まれて桐谷の家に来ているという。
 蘭とコナンは恩田から内緒にしてほしいと頼まれ、仕方なく小五郎として恩田と接する事に。この後、桐谷は事件の解決を恩田に頼む。昨晩、リモコンを触っていないのにテレビが色々な番組に切り替わったという。恩田は原因がわからずに狼狽え、コナンが助け船を出す事に。リモコンは積んである本の下に埋まっていて、コナンは何かの拍子にリモコンが押しっぱなしになってザッピング状態になったと推理する。事件が解決して安堵する桐谷。その時、アパートから悲鳴が聞こえ、コナンたちはすぐにアパートへ向かう。
 アパートの一室では住人の傳川源祐(でんかわげんすけ)が包丁を握って絶命していた。発見したのは住人の坂内久美(ばんないくみ)、石亀謙(いしがめけん)、兵頭順治(ひょうどうじゅんじ)。坂内たちは傳川の部屋の目覚まし時計のベルが鳴りやまないため、鍵のかかったドアを壊して部屋に入って遺体を発見したという。昨夜は大音量のテレビをザッピングする音がうるさく、3人が扉の前で文句を言うと止めてくれたという。遺体の近くに鍵があり、自殺の可能性が高かったが、コナンは自殺に見せかけて殺害したのは住人3人の中にいると考え、恩田は小五郎と信じ込む桐谷に促されて事件を解決するハメに…。

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