2011年11月26日放送

第638話 「紅葉御殿で謎を解く(前編)」

 コナン、小五郎、蘭は公園を出た直後、人が暴走車に轢かれそうな場面に遭遇。コナンは「あぶない」と大声を上げ、中北楓(なかきたかえで)と須坂衛子(すざかえいこ)は繁みに飛び込んで轢かれずに済む。衛子はコナンらを紅葉御殿と呼ばれる片寄王三郎(かたよせおうざぶろう)の屋敷に案内。衛子はこの屋敷の運転手で、8歳の楓は両親を交通事故で失い、最近、王三郎に引き取られたという。
 車椅子に乗る王三郎はミステリーファンで、小五郎たちを歓迎する。楓が車に轢かれそうになった事を報告すると、王三郎は息子の片寄荻人(おぎと)、娘の片寄野笛(のぶえ)に疑いの眼差しを向ける。この後、荻人と野笛が屋敷を案内。壁にすぐぶつかる階段、天井に描かれたドアなど、屋敷は至る所に王三郎の趣味で、目くらましが施されていた。途中、荻人と野笛は言い争いを始める。2人はお互いに事故に見せかけ、楓を消そうと考えていた。2人に血の繋がりはなく、どちらも他界した母親の連れ子だった。
 この後、王三郎は小五郎たちを自分の部屋に招いて紅茶を振る舞う。王三郎は変わっていて、ミルクを入れてもスプーンを使わないという。午後3時に先約があるという王三郎はその後に相談があると小五郎に伝える。衛子は王三郎がガンで長くない事を小五郎に教える。コナンは楓と庭に行って遊ぶ。楓は樹上にある小屋に行こうとして縄梯子を登り始める。その時、縄が続けざまに切れ、楓は下に落ちそうになる。コナンは縄が刃物で切られている事に気付き、何者かが本当に楓の命を狙っていると確信する。
 今度はサッカーをするコナンと楓。楓がヘディングしたボールは王三郎の部屋の方へ転がっていく。コナンは客がいるのに静か過ぎる事を不思議に思う。その時、部屋から唸り声が聞こえてくる。コナンが部屋の中を確認すると、そこでは王三郎が毒殺されていた。テーブル上には王三郎のカップが転がり、もうひと組のカップは口がつけられていない状態だった。コナンはほのかに湯気が立っている事から犯人がまだ近くにいると推理。荻人と野笛はお互いに相手を犯人と疑う。2人が遺産を必要としていた事が明らかになるが…。

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