2011年09月17日放送

第631話 「花時計は知っていた」

 早朝、公園の花時計の前でバトンを練習する歩美。その時、ストーカーが現れるらしく、コナンは元太、光彦、哀と様子を見に行く事に。遅刻したコナンが歩美たちと合流すると、怪しい男は視線に気付き、花時計に接した展望台に身を隠す。大きめのコートを羽織り、麦わら帽子を被る男。歩美によれば、3日連続で現れているという。元太が注意するために近づくと、男は酒瓶を持ちながら酒臭い息を元太に吹きかけ、背中を向けて大笑いする。
 歩美は翌朝も同じ場所で練習し、コナンたちは男を警戒しつつ練習を見守る。この日は男が姿を現さず、元太たちも一安心。その時、花で埋もれた時計の盤面の近くにいた歩美が悲鳴を上げる。コナンが駆け付けると、盤面の最下端の6の白石付近の花が散乱。そこにコートに麦わら帽子の男が酒瓶を持ったまま絶命していた。コートには赤や黄色の塗料が付着し、男の頬からは出血。その傷は花時計の長針がかすめた時にできたものだった。
 目暮警部たちは捜査を始め、高木刑事が展望台の上で男の靴の片方を発見する。コナンを迎えに来た小五郎は男が酔っ払って足を踏み外し、展望台から落下したと推理。公園の警備員によれば、午前3時半に巡回した時は異常がなかったという。歩美が練習を始めたのは午前5時半。男は花時計の6の白石付近に倒れていたため、光彦は4時半に長針が男の頬を傷つけたと推理する。この後、コナンは花時計の扉の所にあるベンチが動かされている事に気付く。扉の南京錠も外されていて、コナンは誰かが中に侵入したと考える。
 元太は男の顔を見て、実家の酒屋に来た事がある客だと気付く。元太の情報を頼りに看板屋の工場へ向かう高木とコナンたち。工場主は男の写真を見て、工場に勤める与田昌作(よだしょうさく)だと証言する。もともと酒癖が悪かった与田。工場主によれば、与田は屋根から落ちた事があり、それ以来、高い所に上がれなくなったという。話を聞いたコナンは与田が展望台から落ちた事に違和感を抱き、事故ではないと疑い始める。この後、歩美が警備員に練習の許可をもらった時、与田ではない男が話を聞いていた事が判明。コナンは花時計の機械室を調べ、与田は事故ではなく、何者かに殺害されたと確信して…。

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