2011年08月20日放送

第627話 「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦(前編)」

 鈴木次郎吉の博物館で龍馬展が開催され、次郎吉のもとに怪盗キッドから予告状が届く。主催者は樽見猪彦(たるみししひこ)で、展覧会の目玉は坂本龍馬が高杉晋作からピストルと一緒にもらったガンベルト。そのベルトの事を書いた龍馬の手紙もあり、有名な鑑定家からお墨付きをもらった本物だという。だが、キッドの目的は20年前に樽見が開催した龍馬展で盗まれた3品を返しに来る事だった。
 それは龍馬が暗殺される前夜に妻のお龍に宛てた書きかけの手紙、暗殺された時に龍馬の血痕が付着した近江屋の盃、その時に龍馬が懐に忍ばせていたピストルの3点だった。中森警部はこの予告に驚きが隠せない。この3品を盗んだのはキッドではなく、昭和の女二十面相と言われた怪盗淑女ファントムレディ。その3点を盗んだ後、レディは犯行をやめ、その2年後にキッドが出現。茶木警視は2人が師弟関係だったと推理する。
 次郎吉によれば、樽見が開催する展覧会は警備がずさんで、ことごとく盗賊に何かを盗まれているという。次郎吉はベルトが偽物かもしれないと疑っていた。次郎吉が園子、コナン、蘭に樽見の話をしていると、そこに樽見と鑑定家の華村政之輔(はなむらまさのすけ)が現れる。樽見はベルトが本物である事を強調し、華村も本物だと念を押す。今回、次郎吉は盗んだ品を返しに来るという事もあり、キッド対策をほとんど何もしてないと告白。予告状には犯行日時が書いておらず、手の打ちようがないという。
 この後、次郎吉はキッドから新たな予告状が届いたという報告を受ける。予告日時は明日の午後8時で、コナンは最後に書かれた「今一度、洗濯いたし申し候」という龍馬の言葉に注目。コナンはキッドが雨になるのを待って予告日時を決めたと推理する。コナンの推理を聞いた中森は明日の龍馬展中止を勧めるが、樽見と華村はキッド1人のために中止にはできないと反対する。コナンはキッドがピストルを持ってくると予告しているため、飛行場のように金属探知ゲートを置く事を提案。次郎吉はすぐに金属探知ゲートを手配する。そして当日、コナンはキッドが雨をどの利用するのか、推理を巡らせるが…。

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