2011年07月23日放送

第625話 「絶叫手術室(前編)」

 米花大学の学祭で講演する小五郎。コナン、蘭、園子が講演を聞いていると、小五郎に用事がありそうな辻栄尊作(つじえいそんさく)が現れる。辻栄は小五郎の代わりに蘭たちをお化け屋敷へと案内。辻栄は殺人事件の被害者を見た事がある蘭にゾンビの出来栄えを確認して欲しいと頼む。辻栄は文学部の芸術学科4年生。同じ学科の蜂谷貴市(はちやきいち)、唯見安菜(ただみあんな)、村主睦(すぐりむつみ)と卒業制作でホラー映画を撮っているという。お化け屋敷のゾンビ役はリアルな死に際を追求する安菜が扮する事に。
 辻栄、蜂谷に付き添われてお化け屋敷内を進むコナンたち。途中、蜂谷は橋口にも見せたかったと呟く。橋口はお化け屋敷と卒業制作のホラー映画を企画した同級生。病気になって余命半年と宣告された橋口は1ヵ月前に遺書を残して服毒自殺。辻栄、蜂谷、安菜、睦が遺体を発見したという。この後、辻栄がはぐれてしまい、コナンたちは辻栄を捜すという蜂谷と別れ、行く手にある手術室へと入っていく。
 コナンたちが手術台の脇を通ろうとすると、そこに横たわるゾンビ役の安菜の体が揺れ始める。安菜は足も激しく動き出し、止血鉗子の部分からは鮮血が吹き上がる。遅れてやってきた辻栄と蜂谷は予定通り動かない安菜に声をかける。だが、すでに安菜は息絶えていた。コナンはアーモンド臭に気付き、安菜が毒物を飲んだと判断する。
 蘭と園子は捜査する目暮警部に自殺だと証言する。辻栄によれば、噴き出す血は仕掛けで、ベッドの中にスイッチがあるという。蘭と園子は安菜が足をバタつかせた時、赤いペディキュアを塗った足を見たと証言。辻栄がはぐれたのは予定通りで、蜂谷と合流して蘭たちを脅かす計画だったという。安菜が死んだ時、睦は隣のレントゲン室で客が来るのを待っていたと証言。橋口の死後、リアルな死に様を追求するようになった安菜は生と死の間を体験するために睡眠薬を大量に飲み、病院に運ばれた事もあったという。話を聞いた目暮は自殺と判断するが、コナンは自殺に見せかけた殺人事件と推理して…。

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