2011年03月05日放送

第608話 「「裏切りのホワイトデー」(前編)」

 ウライ製菓のCMに出演した小五郎はコナン、蘭と共に同社のホワイトデーパーティーが開催される杯戸シティホテルへ。社長の浦井垂人(うらい・たると)は小五郎に声をかけ、妻で副社長の浦井星江(ほしえ)を紹介する。垂人は毎回パーティーで手品や寸劇などの出し物を披露する事で有名。蘭は垂人の出し物を楽しみにしていた。パーティーが始まると、星江は飲み物のテーブルからレモン入りレモンティーを手に取る。
 この後、小五郎は指名を受け、壇上でスピーチを行う。スピーチ中、星江は蘭に声をかけて手相を占う。垂人は星江が手相に詳しいと知って驚く。星江は手相を見ながら「ちゃんと聞いてる?」と確認。垂人が「ああ、多分」と返事をしたため、コナンは違和感を覚える。その直後、垂人は苦しみ出し、喉元を掻いて倒れる。星江はミステリーの寸劇だと思い、笑いながら垂人の顔をのぞき込み、スピーチ中の小五郎に出番だと声をかける。
 小五郎は何もわからないまま寸劇に参加するが、いくら呼んでも垂人に反応はない。コナンは垂人が息をしていない事を伝え、星江はようやく垂人が死んでいる事を知って取り乱す。そして現場に駆け付けた目暮警部らが捜査を開始する。垂人の死因は毒殺。青酸化合物による急性薬物中毒だった。目暮は垂人が倒れた時の状況を確認する。
 倒れた垂人のすぐ横にいたのは星江のみ。星江は蘭の手相を見ていたと証言する。蘭は星江が両手を使って自分の左手を持っていた事を伝え、佐藤刑事は星江に毒を飲ます事はできないと考える。この後、コナンは星江が「ちゃんと聞いてる?」と言った事を目暮に報告し、垂人の返事が変だった事も伝える。すると星江は垂人が上の空だったと告白する。
 酸味のプロの星江と甘みのプロの垂人はそれぞれ得意な分野で道を究める事になり、スピーチ後、垂人は星江と離婚して会社を2つに分ける事を発表する予定だったという。星江は身体検査に向かう時、足元がふらついて飲み物のテーブルに倒れてしまう。この後、垂人の車から毒薬とオブラートが発見され、皆は垂人が離婚を悲観して自殺したと推理する。だが、コナンは星江が犯人だと確信し、どんなトリックを使ったのかを推理して…。

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