2011年02月26日放送

第607話 「「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」(後編)」

 妃英理は被告の岩松と面会し、絵の裏に借用書があった事を伝える。岩松は借金の事がバレれば、ますます疑われると思って黙っていた事を告白。当然、検察側はこの借金の件が被害者を殺害する動機を証明するものと考えていた。だが、岩松は借用書を取り返しに行っただけと殺害の容疑を改めて否認。借用書が絵の裏にあった事も初めて知ったという。この後、妃が部屋に花瓶はあったかを訊ねると、岩松は石垣の遺体を見て後ずさりした時、背後の飾り棚にぶつかり、その拍子に上にあった花瓶が落ちて床に転がった事を明かす。
 コナンは弁護士事務所に戻った妃に花瓶の事を確認。妃は岩松が部屋に花瓶があったと話した事をコナンに伝える。だが、警察の現場検証ファイルには花瓶の記録はなく、妃は誰かが花瓶を持ち去ったと考える。コナンは花瓶が部屋のドア付近に転がったと聞いて何かに気付く。その時、検察の九条玲子から凶器が発見されたという連絡が入る。凶器が見つかったのは公園のプールの底。この公園は岩松が捕まった場所の近くだった。
 コナンに頼まれ、石垣邸を訪れる元太、光彦、歩美。元太たちが花瓶の話題を出すと、原幸恵は花瓶の事を思わず話しそうになる。元太たちから原の反応を聞いたコナンは原が消えた花瓶の行方を知っていると確信する。夜、石垣邸に何者かが侵入。そして侵入者が抱えてきた包みを開こうとした時、待ち伏せしていた小五郎とコナンが侵入者を捕まえる。侵入者の正体は原だった。原は花瓶を元の場所に戻そうとしていた。
 裁判2日目。九条は借用書、凶器のナイフを新証拠として提出。だが、妃は狼狽える事なく、原の再喚問を裁判長に要求する。妃は花瓶を取り出し、見覚えがあるかを原に確認。原は書斎にあった花瓶と認め、事件の翌日、ゴミ置き場で見つけたと証言する。不燃ゴミの日ではなかったため、収集されずに残されていたという。原は花瓶をネコババしようと持ち去ったのだ。さらに妃は花瓶の発見に立ち会った小五郎を新たな証人として申請する。小五郎は犯人が花瓶に凶器を入れて持ち出したと証言。花瓶には血痕が付着していた。だが、小五郎は九条の追及にしどろもどろになり、コナンは小五郎に麻酔銃を発射して…。

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