2011年02月19日放送

第606話 「「法廷の対決IV 裁判員小林澄子」(前編)」

 コナンのクラスを受け持つ担任の小林澄子が殺人事件の裁判員に選ばれる。被害者は不動産会社社長の石垣忠(いしがき・ただし)で、被告の岩松俊夫(いわまつ・としお)を弁護するのは妃英理だった。妃が面会に行くと、岩松は石垣の家に盗みに入っただけと殺人に関しては無罪を主張。家に忍び込んだ時、すでに石垣は殺害されていたが、警察から証拠は揃っていると言われ、岩松は供述書にサインしてしまったという。
 そして、この事件の第一回公判が行われる。無敗の妃と法廷で争うのは検察のマドンナ、九条玲子。コナンは蘭、小五郎と傍聴席から裁判を見守る。九条は石垣宅に侵入した岩松が石垣に発見され、ナイフで殺害したと起訴状を読み上げる。妃は凶器を特定できたのかと訊ね、九条は凶器が見つかっていない事を認める。この後、第一発見者の家政婦、原幸恵(はら・さちえ)が証人席に立つ。事件当時、2階にいた原は1階から物音がしたと証言。その後、原は1階に下りて石垣の遺体を発見したが、犯人の姿は見ていないという。
 続いて石垣の義弟、塚野享(つかの・とおる)が証言台に。塚野は石垣の亡くなった妻の弟で、石垣の会社で専務として働いていたという。事件当時、塚野は仕事の件で石垣宅を訪ね、原の悲鳴を聞いて現場に駆けつけたという。この後、遺体が発見された書斎の写真を見た小林は壁の絵が逆さまかもしれないと裁判長に指摘。コナンは小林の言う通り、本当に絵が逆さまなら、そこには何か理由があると考える。 閉廷後、コナンが小五郎、蘭と共に石垣邸を訪れると、すでに九条が次回公判に向けて検証を行っていた。
 蘭は画集と絵を見比べ、小林の指摘通り、絵が逆さまにかけられている事を確認する。九条と部下が額縁を外すと、裏蓋に血痕が付着していた。さらに裏蓋を外すと、借用書や手形が隠されていて、岩松が300百万借りた借用書も発見される。コナンは絵を逆さにしたのが岩松なら、借用書を持ち帰らないのは不自然と感じる。この後、コナンは飾り棚の花瓶敷を見て、花瓶がない事に違和感を抱く。花瓶の事を聞かれた原が動揺すると、コナンは事件の真相を解く鍵が逆さになった絵と無くなった花瓶の行方にあると睨んで…。

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