2010年11月27日放送

第597話 「湯煙密室のシナリオ(前編)」

 阿笠博士に連れられ、箱根の湯本温泉にやってきたコナンと少年探偵団。コナンらは宿泊する湖望旅館で女優の名取深汐(なとり・みしお)と遭遇する。旅館には深汐のマネージャーの丹沢純作(たんざわ・じゅんさく)、映画「鮮紅の原泉」の脚本家の鉄山厳治(てつやま・がんじ)、主役を演じる俳優の寺堂雲平(てらどう・じゅんぺい)も宿泊していた。
 映画「鮮紅の原泉」は殺し屋が主人公の人気シリーズ。今回は中年編の撮影だが、他にも青年編、老年編があり、パイプを咥える厳治は気分次第でキャストを変える事があるという。阿笠は純作が元俳優で、青年編の主人公だった事を思い出す。この後、阿笠らは湖上露天風呂に入ろうとする。男湯と女湯は昼の掃除を境に入れ替わるシステムだという。だが、男湯も女湯も混んでいたため、阿笠らは翌日の早朝に入る事にする。
 翌朝4時半、ラウンジにジュースを買いに来たコナンは自動販売機前で純作と会う。コナンが部屋に戻ると、外を見ていた歩美が露天風呂に向かう厳治に気付く。時刻は午前4時43分。露天風呂が開くのは5時だったが、コナンたちも露天風呂へ向かう事に。お得意様の厳治は特別に時間外に入る事を許可しているらしく、コナンたちは入口で従業員に止められてしまう。だが、4時50分という事もあり、コナンたちも風呂に入れてもらう。
 この後、女湯の浴場に入った哀と歩美は大きな悲鳴を上げる。コナンが女湯に駆け付けると、そこでは絶命した厳治が倒れていた。この後、横溝重吾警部が捜査を開始。死因は後頭部強打による急性硬膜下血腫及び脳挫傷。死亡推定時刻は5時前後だという。重吾は現場の状況から厳治が石鹸を踏んで滑り、後頭部を浴場の岩にぶつけた事故死と判断する。
 だが、コナンは男の厳治が女湯に入ったのは不自然だと訴える。さらにコナンは遺体の鎖骨のくぼみに水が溜まっていると指摘。何者かが倒れた厳治に水をかけ、何かを洗い流したのだ。コナンの話を聞いた重吾は何者かが厳治を殴り、その時の血を洗い流したと推理。これは事故死に見せかけた密室殺人だった。コナンは厳治と関係がある深汐、純作、雲平という容疑者3人の中に犯人がいると推理するが…。

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