2010年11月20日放送

第596話 「転落のアリバイ」

 小五郎は名探偵として話を聞かせて欲しいと頼まれ、コナンと蘭を連れてオリオン企画という会社の本館を訪ねる。小五郎はイベント企画部の砂川七恵(すなかわ・ななえ)に声をかけた後、内線を使って別館にいる依頼主の出版企画部、東山俊男(ひがしやま・としお)に連絡する。通話中、小五郎は窓の外を落下していく人影を目撃。落下したイベントプランナーの高幡不二彦(たかはた・ふじひこ)は地面で俯せになって絶命していた。
 捜査を開始した目暮警部は会社にいた七恵、東山を連れて6階にある高幡のオフィスへ向かう。この時、コナンは遺体の背中が濡れている事に気付く。東山は汗掻きらしく、水色のワイシャツは襟が染みた汗で濃い青色になっていた。高幡のオフィスには鍵がかかっており、合鍵でオフィスに入るとパソコンに遺書らしき文章が残されていた。
 コナンは高幡が落ちた窓の下のカーペットが濡れている事に気付く。雨は午後7時半に降り出し、8時には止んでいたという。小五郎たちが会社に訪れたのは8時20分。高幡は転落する20分以上前から窓を開け、背中を外に向けていた事になる。千葉刑事は高幡の背広に涙滴型のゴム板が引っ掛かっていたと報告。それは怪人の着ぐるみのウロコで、リモコン銃から出る赤外線がセンサーに当たると空気が抜ける仕掛けになっているという。
 小五郎はこの仕掛けを利用し、何者かが別の部屋からリモコン銃を撃ち、事前に眠らせた高幡を転落させたと推理。赤外線が届く距離は5、6メートルで、犯人がいた部屋は4、5、6階の会議室に絞られる。この後、東山は本館隣りの別館にある自分のオフィスで小五郎からの内線を受けたと証言。本館と別館は2階の渡り廊下で繋がっているという。コナンが東山のオフィスの壁に飾られた弓に気付くと、東山は弓道をやっている事を明かす。
 警備員によれば高幡が帰社したのは7時10分。作業員がエレベーターの点検を始めたのは7時。その後、ビルに出入りしたのは小五郎たちだけ。作業員は七恵も東山も見ていないと証言する。この後、千葉は怪人の風船とリモコン銃を発見。千葉は4階の窓の庇の上に落ちていた万年筆も見つけたという。コナンはこの万年筆から事件の真相に気付いて…。

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