2010年10月23日放送

第592話 「猿と熊手のトリ物帖(前編)」

 乱舞璃神社で行われる二の酉にやってきたコナン、小五郎、蘭、園子。酉の市で売られている熊手は商売繁盛だけでなく、武運や開運にもご利益があるという。だが、蘭と園子のお目当ては別にあった。それはこの神社の名物になっているラブリーみくじ。毎年、酉の市の時しか出ないおみくじで、好きな男の子の理想の女性のタイプがわかるという。蘭と園子はそれぞれ新一、京極を想っておみくじを引く。
 この後、トイレに行こうとした園子はひょっとこ面の男に襲われる。男は園子のショルダーバックの肩ヒモをナイフで切り付けると、そのバックを奪って逃走し、そのまま蘭に向かって走ってくる。いつもなら空手でやっつける蘭だったが、「男勝りな行動は厳禁」というおみくじの内容が引っ掛かって躊躇してしまう。男と蘭は激しくぶつかり、その拍子に蘭の財布から小銭が散らばる。
 このひったくり犯はトリ男と呼ばれ、一の酉にも出現。警察は今月末に控えた三の酉でも犯行に及ぶと睨み、警備を増員して強化を強める方針だという。そして、リベンジしたいという園子は蘭、コナンを連れて乱舞璃神社の三の酉へ。だが、園子がリベンジしたいのはラブリーみくじだと知って呆れるコナン。この時、境内に悲鳴が響き渡る。再びトリ男が出現したのだ。トリ男はディパックを追っ手に投げつけ、公園の方に逃走したという。
 トリ男のディパックからは園子のバックが発見される。コナンはディパックの肩ヒモに血痕が付着している事に気付く。近くの大きな木の下では腹部を刺された浪人生の益子士郎(ますこ・しろう)が倒れていた。益子は苦しげに喘ぎながら「トリじゃない。サルだ」と発言。さらに益子は「九」という謎の言葉をコナンに言い残して意識を失う。
 コナンは益子が残した言葉を目暮警部たちに報告する。この後、千葉刑事からトリ男を捕まえたという連絡が入る。公園のトイレに逃げ込んだトリ男を包囲したという。だが、トイレから出てきた容疑者は参拝者の火野辰男(ひの・たつお)、フリーターの猿川久巳(さるかわ・ひさみ)、会社員の水江申次(みずのえ・しんじ)と3人もいた…。

back
next