2010年03月06日放送

第567話 「露天風呂に降る殺意」

 海沿いの道をレンタカーで走行中に見つけた温泉パークに立ち寄る小五郎、コナン、蘭。ロビーでは不動産会社社長の梅津英章(うめづひであき)と温泉パーク支配人の前川浩一(まえかわこういち)が言い争っていた。そこに梅津の長女、江原麻麗(えはらまり)と二女の梅津泰子(やすこ)、そして秘書の八木橋生輔(やぎはししょうすけ)がやってくる。温泉パークの買収を考える梅津は嫌がらせのため、ここ一週間、貸切の露天風呂を毎晩予約しているという。
 午後7時、前川は8時2分の干潮より前にタコを突きに岩場へ向かう。小五郎はコナン、蘭と温泉パークへ入るが、ビールを飲むため、2人より先に風呂から上がり、コナンも蘭より先に風呂を出る。7時30分、前川はロビーのレストランに来た小五郎、コナンに漁師だった事を告白。1年前に父親が急死し、前川は温泉パークの経営者に。その時、遠くで何かが水に落ちる派手な音。前川は音がした崖下にある貸切露天風呂を見てくるように従業員に指示を出す。
 従業員は悲鳴を上げ、コナンらも現場に駆け付ける。そこでは頭から血を流した梅津が湯船に浮かんで絶命していた。コナンは梅津の両手の爪がギザギザで茶色い事に気付く。この後、静岡県警の横溝参悟警部らが捜査を開始。派手な音がしたのは8時。湯船には大きな石の塊があり、小五郎は崖の上の石が落ちて梅津に当たった事故だと推理する。コナンは風呂場が使われていない事に違和感を抱く。横溝らは崖の上を調べ、誰かが石を引き抜いた跡を発見する。小五郎は事故に見せかけた殺人事件だと推理を訂正。犯人は崖から石を落として梅津を殺害したと推理する。
 八木橋は前川を疑うが、小五郎は8時に前川がレストランにいた事を証言する。麻麗は泰子と八木橋には殺害動機があると告白。2人は梅津に結婚を猛反対されていたという。すると泰子は麻麗の旦那が事業に失敗して借金まみれだと暴露。泰子は梅津の財産を狙った麻麗の犯行と疑う。麻麗は犯人と疑う八木橋を温泉バッグで殴りつける。その時、バッグからタオルが落ち、小五郎はタオルの表面に残る緑色の痕に気付く。小五郎は指紋がつかないようにタオルを使って石を投げたと麻麗を疑うが、麻麗はタオルに見覚えがないと主張する。この後、蘭と会話して何かに気付いたコナンは貸切露天風呂の外にある小さな船着場へ行き、犯人のトリックを見破って…。

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