2010年02月06日放送

第565話 「見てない目撃者」

 理髪店に入店した小五郎は椅子に座って散髪を頼む。隣の先客は胸までエプロンをかけ、顔にはタオルを載せていた。マスクをかけた店主は小五郎の顔にシャボンを塗り、タオルを載せる。そして音楽が聞こえたと思うと大音量になる。その時、物音が響き、小五郎は驚いて跳ね起きる。先客は床に倒れた店主の海老原(えびはら)に声をかけているがすでに絶命。胸にはダーツの矢が刺さっていた。先客と店主はダーツクラブの仲間だという。
 小五郎は窓の外から矢が飛んできたと推理。矢の先には毒が塗られていた可能性が高い。窓の外には基礎工事中の小さなビルがあり、その先の空き地では元太と歩美が遊んでいて、丁度コナンが小五郎を捜してやってくる。この後、目暮警部らが捜査を開始。先客の時計商、野田正男(のだまさお)の他にダーツ仲間のリネンサービス、島崎望(しまざきのぞみ)と薬剤師、小池達太郎(こいけたつたろう)も現場に駆け付ける。
 4人はダーツの賭けにハマっていて、昨夜は海老原の一人勝ち。皆はイカサマっぽい勝ち方に頭にきていたという。島崎は海老原が野田に店の資金を貸していたと証言し、野田は島崎が会社のお金を着服していたと暴露する。小池は麻薬を扱っていると海老原に言われていたという。入店時、窓は閉まっていたと証言した小五郎は窓を開けた海老原に犯人が矢を投げたと推理するが、元太らは外に怪しい人がいなかったと証言する。
 コナンは2本の矢が放たれ、1本が大きく逸れて棚の上にある事に違和感を抱き、シャンプー台の鏡に正対する時計が変な事にも気付く。それは鏡を見て時間が分かるように左右が逆転した理髪店専用のあべこべ時計だった。野田はその時計を昨夜納品したと告白する。この後、目暮は犯行時刻の午後6時から6時半までのアリバイを確認。島崎はガソリンスタンドで喋っていたと証言。小池は調剤室の2階の部屋にいたという。
 そこに光彦が現れ、夕方店の前を通り、店に入る島崎を見たと証言。その時、店の時計は5時50分だったという。島崎は文句を言いに来たが、すぐに帰ったと身の潔白を主張する。コナンは外に出て店内を見た後、店内に戻って壁に何かがかかっていた跡を発見。続いてコナンはあべこべ時計と小五郎が座っていた椅子を見て誰が犯人かに気付いて…。

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