2009年12月12日放送

第559話 「死亡の館、赤い壁(掌中の物)」

 部屋の内側のドアノブと赤いスプレー缶に付いていた指紋が高明の部下のモノと判明する。高明は倉庫に花を添えるために新米刑事と館を訪れ、明石周作の遺体を発見したと告白。高明と敢助は小橋葵の同級生だった。部屋に閉じ込められれば外に出ようとしてノブに手をかけるのが普通だが明石の指紋は付いておらず、壁を塗った赤いスプレー缶からも明石の指紋は出てこなかったという。この事実に敢助らは驚きが隠せない。
 高明は館の住人だった4人にもう一度話を聞く事に。敢助は小五郎と相談する事を理由にコナンと蘭を預かって欲しいと頼み、高明はコナンと蘭を連れて4人に会いに行く。高明は明石の部屋のドアノブから指紋が出たと4人にカマをかけて反応を窺う事に。最初に訪ねたのは俳優の翠川尚樹。コナンは住人たちが色で呼び合っていたかを確認。翠川は色で呼び合っていた事を認めた後、幼馴染みの明石とは名前で呼び合っていた事を明かす。
 2人目はファッションデザイナーの山吹紹二。山吹は葵にだけ山ちゃんと呼ばれていた事を告白する。山吹によれば葵は皆のマドンナで、明石と付き合っていると知って皆は館を出て行ったという。3人目はCGクリエーターの百瀬卓人。百瀬は自分が4年前に手伝ったチェスのゲームを届けるために館を訪れた事を告白。明石と葵はチェスが大好きだったという。4人目のミュージシャン、直木司郎は自分の指紋がノブから出たと聞いて激しく動揺。司郎は半年前に館に行ったと明かした後、用事があると言って高明らを追い返す。
 高明はコナンと蘭を送り届けた際に司郎が怪しかった事を敢助に報告。明日にでも司郎に任意同行で警察に来てもらう事に。翌日、コナンが敢助、由衣、小五郎、蘭と共に司郎の自宅アパートを訪ねると、アパート前には警察官、そして高明の姿。コナンが室内を覗き込むと、そこには事件の鍵を握る司郎の死体。犯人は警察の動きを見て素早く先手を打ってきたのだ。死亡推定時刻は昨夜の10時から11時の間で、死因は頸部圧迫による窒息死。遺体は椅子に座らされ、押し入れの戸は赤く塗られていた。コナンは明石が餓死した現場の事を詳しく知らない犯人がダイイングメッセージをマネした事を不審に思って…。

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