2009年05月16日放送

第534話 「新たなる傷跡と口笛の男」

 松本警視らが追う連続殺人犯の時効まで後3日。TVに生出演した犯罪心理学者の平棟堂次(ひらむねどうじ)は時効まで身を潜める犯人に対し、自分の所に来いと挑発する。平棟は歩美と同じマンションの住人で、歩美と哀がマンション入口で口笛を吹く男を目撃。コナンはその事を高木刑事に電話で伝えた後、平棟の部屋を訪ね、パソコンのマウスを握ったまま絶命した平棟を発見する。
平棟の背中には「Z」という文字の傷が残され、目暮警部らは松本が追う連続殺人犯と同一人物の犯行と判断する。白鳥警部らは被害者3人に残されたアルファベットが「E」「S」「W」だったため、次の文字は「N」と推理していた。「N」なら“東西南北”が完成するからだ。平棟はTV出演後、自宅で知人に会う予定だったらしく、コナンは平棟の左手がコピーを実行するキーに触れていた事から知人はコピー機関係の人と推理する。平棟は左手でダイニングメッセージを残した可能性が高く、高木は犯人が吹く口笛がコピーバンドの曲だったという伝言と考える。この後、松本がやってきて佐藤刑事らに捜査の指示を出す。高木は過去の被害者3人の遺族に会って平棟との接点を調べる事に。コナンと少年探偵団、哀は無理を言って高木の捜査についていく。
最初に高木は20年前に殺害された医者、坊川継治(ぼうかわつぐはる)の妻、坊川舞子(まいこ)を訪ねる。舞子は坊川が酔って「泣き虫」とバカにされたとくだを巻いていた事を明かす。2人目は20年前、坊川の2日後に殺害された理工学部の准教授、麦田篤則(むぎたあつのり)の弟、麦田秀邦(ひでくに)。秀邦は麦田が「今、医者に行っているんだ。邪魔するな」と亡くなった奥さんに怒って電話してきたという情報を告白。3人目は15年前に殺害された弁護士、鍋井進(なべいすすむ)の息子、鍋井永貴(えいき)。永貴は何も話さなかったが、高木の情報によれば、当時、鍋井は「昨夜も親がはねられて大変だったよ」と永貴に話していたという。コナンは3人の話に共通するある用語を見破り…。

back
next