2009年05月02日放送

第532話 「初恋の傷跡」

蘭は名家のお嬢様が宝くじで1億円当選したTVニュースの事を小五郎とコナンに話す。そのお嬢様は子供の頃に旅先で交通事故に遭い、視力を失ったという。事故の時、庇って大ケガした少年にお礼として当選した宝くじをあげたいとお嬢様は話していて、少年には事故で負った真一文字の傷跡があるらしい。
その時、噂のお嬢様、庄堂胡桃(しょうどうくるみ)が執事の保谷泰輔(ほうやたいすけ)を伴って現れる。その少年だという男性2人が名乗り出てきたため、小五郎にどちらが本物か見極めて欲しいという。その2人とは楠本隆平(くすもとりゅうへい)と伴場創吾(ばんばそうご)。楠本は背中、伴場は胸元に傷跡があり、庄堂は背中と胸元のどちらだったか覚えていないという。
庄堂は約30年前、小2の時に伊豆で出会った少年の事を小五郎らに説明。少年は海や魚の事に詳しく、いつもジンジャーエールを飲んでいたという。数日間一緒に遊んだ後、交通事故に巻き込まれたのだ。少年のあだ名は「ガリ」で、名前は不明。小五郎らは庄堂の屋敷にいる楠本と伴場から直接話を聞く事に。
庄堂は保谷、メイド2人と4人暮らし。母親は早くに病死し、父親も3年前に他界。保谷は父親が亡くなる直前に執事になったという。夕食後、小五郎は伴場と楠本から1人ずつ話を聞くが2人は同じ答えを繰り返すばかり。それは庄堂がTVで話していた内容だった。その時、コナンは屋敷の外に気配を感じて確認に行く。そこには15年前の事件の容疑者を張り込む高木刑事と千葉刑事、そして松本警視の姿。警察は20年前に松本の顔を刀で斬った犯人を追っていた。
当時、松本は刀を奪って犯人の体に真一文字の傷跡をつけたらしく、庄堂のニュースを見た犯人が少年のフリをして姿を現すと踏んで張り込んでいるのだ。その犯人はいつも口笛を吹いていたという。この後、小五郎は伴場、楠本と一緒に入浴し、保谷に背中を流してもらう。その時、小五郎は汗でシャツが透けてしまった保谷の背中に真一文字の傷跡を発見する…。

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