事件ファイル

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2002年11月4日(月)放送

第299話 「友情と殺意の関門海峡(前編)」

小五郎がまたしても福引で一等賞を引き当て、コナンと蘭、小五郎の3人は山口県下関市にやってきた。さっそく観光に繰り出した3人は、『海峡ゆめタワー』で4人の男女、秋田谷徹、野島栄子、大坪圭介、井坂茜と知り合う。

4人は地元の高校のクラスメートで、高校3年生のときに自殺したもう一人の仲間、本堂和行の13回忌と、大坪と茜の婚約を祝うために集まったのだという。その夜、コナンたちは4人の案内でふぐ料理店で食事をした。ここへ針尾という男が現れ、秋田谷に会社を手放せと迫る。針尾も同じ高校のクラスメートで、栄子の恋人だった本堂を自殺に追い込んだ張本人だという。

針尾はコナンたちが新幹線の車中で見かけた携帯電話で話しながら通路を歩いていた男だ。針尾は秋田谷の会社をゴミのようなものと言い捨て、栄子の恋人だった本堂のことを聞いたこともないとうそぶく。針尾の傲慢な態度に腹を立てた大坪と茜がたしなめようとするが、大坪の手を振り払うようにして、針尾は出て行った。残された秋田谷と栄子は怒りに震え、コナンたちにも辛い会食となってしまった。

翌日、小五郎が「我が先祖・毛利元就公の子孫のお屋敷・毛利邸を訪ねる」と言い張り、コナンたちは長府行きのバスに乗る。海岸沿いの道を走っているバスの中から、関門橋のたもとに数台のパトカーが停まっているのが見え、3人は途中下車して事件現場を見学する。シートをかぶせられた遺体らしきものを見ている刑事たちが「被害者は針尾清治さん、30歳」と言うのを聞いて、小五郎は驚き、身分を明かして前夜の経緯を説明する。針尾は後頭部を石で強打され、脳挫傷で死亡していた。小五郎は前日に知り合った4人を事情聴取することを提案し、下関警察署に集められた4人は、針尾が死亡したと思われる午前9時から11時ごろまでのアリバイを説明する。