事件ファイル

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2002年11月18日(月)放送

第300話 「友情と殺意の関門海峡(後編)」

コナンと蘭、小五郎の3人は山口県下関市にやってきた。4人の男女、地元の高校のクラスメートだったという秋田谷徹、野島栄子、大坪圭介、井坂茜と知り合い、ふぐ料理店で食事をした。だが、同じ高校のクラスメートだった針尾という男が現れ、秋田谷に会社を手放せと迫る。針尾は栄子の恋人だった本堂を自殺に追い込んだ張本人でもある。針尾の不遜な態度に4人は怒りに震え、コナンたちにも辛い会食となってしまった。

その翌日、コナンたちは針尾の殺害現場に遭遇し、小五郎は前日に知り合った4人を事情聴取することを提案する。下関警察署に集められた4人は、それぞれアリバイを主張。4人のアリバイが確認された午前11時ごろに「人道トンネル」の監視カメラに針尾の姿が映っていることが明らかになる。

警察は4人をシロと結論を下し、釈放するが、小五郎はトンネルの監視員から、針尾の顔を確認したわけではないということを聞き出した(前回まで)。

針尾に変装して犯行時刻を午前11時ごろと思わせるのが犯人の狙いだ。関門橋のたもとで針尾を殺害した犯人は、針尾の服を脱がせて針尾になりすまして人道トンネルでパニックを起こしたように振る舞い、11時ごろにまだ針尾が生きていたと思わせた。その時刻には4人ともアリバイがある。だが、それ以前のアリバイには4人とも、1時間から2時間の空白がある。あの4人の内、誰にでも針尾の殺害は可能だ。

だが、この偽装工作は一人ではできない。謎を解く突破口を見つけたコナンは、4人の中で誰が犯人なのかを突き止めようと、聞き込みを始める。小五郎は4人のアリバイを確認し直す作業を始め、秋田谷のいたという唐戸市場と、大坪のいた桟橋、栄子と茜がいた海響館も、すぐ近くにあることに気づく。コナンは車を運転をするときに眼鏡をかける栄子が、水族館で眼鏡をしていなかったことを確認する。栄子が見たはずの大坪は替え玉だったかもしれない。栄子は他の3人のアリバイ工作に利用されたのか?小五郎が山口県警の刑事に推理を披露しているころ、下関署を栄子が訪れた。

栄子は蘭と二人で思いでのデートコースをたどり、蘭は新一への思いを馳せた。このあとで下した栄子の決断は、コナンと小五郎の推理を覆すような告白をすることだった。