事件ファイル

事件ファイル
2003年11月3日(月)放送

第340話 「トイレに隠した秘密(前編)」

阿笠博士が哀の父親・宮野博士の友人という人物を捜し当てた。知り合いの博士友だちに声をかけて、宮野博士に幼なじみのデザイナーがいることを突き止めたのだ。彼に会えば黒ずくめの男たちのことや、哀の両親のことが分かるかもしれない。早速、コナン、哀、阿笠博士は車で宮野博士の友人という出島のデザイン事務所へ向かった。

デザイン事務所に到着したコナンたちは社長の出島と、デザイナーの財津、今井、夏堀の3人と会う。だが、出島も宮野博士とは30年も会っていないと打ち明けた。しかし、この事務所は元々、宮野博士から借り受けているということを知り、両親と姉が住んでいた家だと知った哀は胸に熱いものを感じる。

そんな中、財津が20年ぐらい前に宮野博士と奥さんが娘を連れて現れたことを思い出す。そのとき、出島は留守中で出島さえ知らないことであった。しかも、外にはスモークガラスの黒い車がいたという。

さらに先日、宮野博士の娘・明美が訪ねてきてトイレを借りていったというのだ。コナンと哀はトイレに駆け込んでいく。何かを組織の目を盗んで隠しにきたと思ったからだ。だが、目ぼしいものは何もない。そして、その後に空き巣に2回も入られたと出島は明かす。

間もなく、昼食にハンバーガーをたべていた出島が突然、苦しみだし死んでしまった。警察が到着し、現場検証の結果、毒殺ということが判明するが…。