事件ファイル

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2003年12月1日(月)放送

第343話 「コンビニの落とし穴(前編)」

蘭たちが通う帝丹高校の英語教師、ジョディが実家の都合により先生を辞めてアメリカに帰ることになった。放課後、蘭と園子がジョディに学校を辞める理由を聞くと、ジョディは前から探していた大切な宝物の地図を見つけたからだという。園子はジョディの家でお別れパーティーを開くことを提案。早速、3人は蘭たちの中学時代の同級生、絢がアルバイトをしているコンビニへと向かった。

ところが、コンビニに行くと絢が店長に泥棒呼ばわれされている。どうやら絢が店を閉める当番の日に限って店の売り上げ金額と、在庫の商品の数が合わないというのだ。しかも店が開いている時間は4台の防犯カメラが作動しており、昨夜一晩、店長は店の向かいに車を停めて見張っていたと明かした。だが、出てきたのは店の掃除を終わらせてシャッターを閉めた絢1人。それから店を開ける時間まで誰もこなかったという。盗まれた商品はゲームソフトにDVD、弁当におにぎり、ミネラルウォーター、ウーロン茶にコーラ、さらにお菓子類。

何とか絢の濡れ衣を晴らそうと蘭たちは絢に怪しい客はいないかと訪ねた。すると、倉庫の奥にあるトイレをよく利用する常連客の中に、怪しい客が3人いることが発覚する。1人は大学生に見える男性でいつもゲーム雑誌を読んでいるゲームマニア。2人目は気弱なサラリーマン風の男。そしてもう1人は頑固で倹約家のおばあさんだ。蘭たち3人は何とか絢の無実を晴らそうとするのだが…。