事件ファイル

事件ファイル
2005年3月21日(月)放送

第393話 「誘拐…らしい事件」

午後2時30分の毛利探偵事務所。小五郎はいつものように昼寝の真っ最中だ。そのとき、急ブレーキ音に続いて激突音が響き、小五郎は飛び起きた。窓から外を見ると、電柱に激突して横転したバイクと投げ出された人の姿があった。バイクに乗っていた男は即死。だが、バイクに積まれていたトランクにはギッシリと札束が入っている。同封されていた手紙を読むと、この大金は誘拐された人質を奪い返すために家族が用意した身代金であるらしい。しかも手紙には人質の男性は腎臓に疾患があり、6時間ごとに薬を投与しなければ、命にかかわると書いてある。

まもなく、誘拐されたのは堂本正三郎という金属加工会社の経営者であることが判明。早速、目暮警部とともに小五郎、コナンが自宅に行くと、娘婿の秋成と妻の光子、そしてお手伝いの昌代が悲痛な面持ちで犯人からの連絡を待っていた。秋成らは警察がきたことに驚くが、犯人が事故死したことを知りぼう然とする。正三郎が最後に薬を投与したのは朝の9時。現在、時計はすでに3時30分を回っている。光子によるとすぐに容態が急変する訳ではないが、8時間以上間をあけると絶望的だという。タイムリミットまで後1時間30分。

目暮警部が事件の経緯を聞くと、午前9時に父の注射を打った光子が外へ出かけると、正三郎は9時30分ごろ散歩へ。10時に秋成が自分の書斎へ入ってから1時間後、犯人から電話がかかってきたという。

そこへ目暮警部に事故死した男、平野猛は一週間ほど前、誰かに何かを頼まれ、その報酬を前金でもらっていたという連絡が入る。そこでコナンは犯人の本当の目的に気づき…。