事件ファイル

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2019年8月17日(土)放送

第951話 「汽笛の聞こえる古書店2」

 玉木ブックカフェ店主の玉木裕次郎(たまきゆうじろう)は出張買取の依頼を受けて水谷明子(みずたにあきこ)の自宅を訪問。コナン、光彦、元太、歩美、灰原も裕次郎を手伝うために同行する。書斎にはたくさんの本があり、その中の10冊は価値のある稀覯本だった。稀覯本は入院中の夫のものらしく、裕次郎は稀覯本を買取らず、夫の了承を得てほしいと明子に伝える。

 コナンは写真立てに飾られた花々の写真に目を留める。どの写真も一部分が黒くくすんでいた。この後、歩美は本の中に小さい虫の紙魚(シミ)がいる事に気付く。裕次郎は紙魚対策として、歩美からもらったウサギのキャラ絵の紙にラベンダーの香りがする液体を数滴垂らして本棚に挟む。ラベンダーの香りが苦手な紙魚はいつの間にかいなくなるという。

 夕方、玉木ブックカフェに沢田良介(さわだりょうすけ)が現れる。沢田は10冊ほどの古書の背表紙が写ったスマホ画像を見せ、いくらになるかと訊ねる。本は貴重なものばかりで、裕次郎は状態にもよるが最低でも200万円だと興奮気味に伝える。金額を聞いた沢田は「あの野郎」と呟いて去っていく。後日、コナン、光彦、元太、歩美、灰原、阿笠博士は玉木ブックカフェにやってくる。裕次郎の息子の玉木一朗(いちろう)とその恋人、吉川美知子(よしかわみちこ)が接客する。

 裕次郎は奥で明子から買取った本の状態の確認と修理をしていた。夫が稀覯本だけは売らないと言ったらしく、それ以外の本を買取ったという。その時、明子から店に電話がある。稀覯本が盗まれたらしく、明子は裕次郎を犯人と疑っていた。身に覚えがない裕次郎は直接釈明するため、明子の家を訪れ、コナンたちもついていく事に。明子は11時半頃に友人とランチに出掛け、13時頃に帰宅して窓ガラスが割られ、本がない事に気付いたと明かす。それを聞いた裕次郎はずっと店にいたため、盗みに入る事は不可能だと身の潔白を主張。だが、明子は誰かに盗ませた可能性があると裕次郎への疑いを解かない。

 明子の自宅を出た後、コナンたちは裕次郎と別れて家路につく。この時、コナンはスマホをカフェに忘れた事に気付いて取りに戻る事に。裕次郎が閉店作業をしていると、沢田が正確な買取金額を知りたいと稀覯本を持参して現れる。裕次郎が査定したのは明子の家にあった稀覯本と同じだった。この時、本からウサギのキャラ絵の紙が落ち、裕次郎は明子の自宅から盗まれた本だと察する。沢田は通報しようとする裕次郎を突き飛ばして去っていく。この後、コナンたちがカフェの横にある公園を通りかかると、野次馬が集まっていた。規制線の向こう側には目暮警部たちと服が血で汚れている裕次郎の姿。地面には沢田の遺体が横たわっていた。裕次郎は事件の重要参考人だった…。