事件ファイル

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2019年8月10日(土)放送

第950話 「ラジオお悩み相談(謎解き編)」

 真上に住む女性が非常識だという相談がラジオ番組で取り上げられ、都内マンションに住む公美はラジオで笑い者にしたと真下の十和子の部屋に怒鳴り込む。翌朝、十和子の遺体が発見され、目暮警部はと公美を犯人と疑う。昨日、ラジオ放送を録音したCDが郵便受けに入っている事に気付いた公美は十和子の仕業だと思って怒鳴り込みに行ったのだ。十和子はラジオプロデューサーの万田と別居中の奥さんで、離婚には断固応じなかったという。そして、CDを公美の郵便受けに入れたのは万田と判明する。

 万田は2人を揉めさせるためにCDを入れた事を認める。この後、公美の犯行時刻のアリバイが証明され、目暮たちは十和子が殺害されて得をする万田を犯人と疑う。目暮は詳しく話を聞くため、万田を署まで連行するが、コナンはお調子者の万田に計画的な犯行ができるはずがないと考え、アナウンサーの犬山、ディレクターの鯨井を真犯人と疑う。万田は独立してフリーになろうとする犬山を妨害。鯨井は番組を私腹を肥やす道具と考える万田を軽蔑。2人は万田を陥れる動機があるのだ。だが、放送作家の楓は2人が万田を陥れるために十和子に殺害するなんて馬鹿げた事はしないと考える。

 コナンはADの理恵から話を聞く。理恵は鯨井が万田を無能呼ばわりしていたと証言。万田がディレクターの頃に演出したドラマ「さよならも言わずに消えた」を酷評していたという。それは楓の放送作家のデビュー作だった。楓にとっては万田を恩人と慕う事になり、鯨井にとっては万田がを無能と見限る事になったドラマ。コナンはラジオ制作部に行って、このドラマの台本に目を通す。さらにコナンは理恵に頼み、このドラマを録音した音源を聞かせてもらって何かに気付く。

 音源を確認後、コナンは台本の登場人物表の主人公、井坂希子(いさかきこ)役の安達十和子(あだちとわこ)という女優に注目する。コナンは変声機を使い、小五郎として当時のプロデューサーだった神尾義隆(かみおよしたか)に電話し、この女優の話を聞く。この後、コナンは昨日の反省会の時、「今日のお悩み相談、万田さんの奥さんの上の人にも聞かせてあげたかったね」と誰かが言っていたという話を思い出し、誰だったのかを理恵に確認。その発言をしたのはコナンの推理通りの人だった。

 コナンは再び変声機を使い、問題のお悩み相談を投稿してきたTMこと森川つぐみに電話をかける。コナンの推理通り、つぐみがあの相談を投稿したのは偶然ではなかった。事件の真相に辿り着いたコナンは目暮や小五郎、関係者たちを屋上庭園に集め、真犯人を徐々に追い詰めていく。真犯人が今回の事件を企てたのはプロデューサーの交代で万田が皆の前に現れた1ヵ月前。万田が皆の前で離婚に応じない別居中の奥さんの話題を話した時だった…。