事件ファイル

事件ファイル
2019年7月27日(土)放送

第948話 「恐竜につぶされた男」

 コナン、歩美、元太、光彦、灰原、阿笠博士は米花恐竜館にやってくる。コナンたちは中央ホールで行われた着ぐるみの恐竜が戦う恐竜ショーを楽しむ。この時、恐竜に追われた歩美が転倒。実況をしていた司会者の内藤辰樹は歩美を抱き起す。恐竜ショーが終わった直後、突然大きな音が鳴り響く。音が聞こえてきた第二展示ルームの前で呆然となる事務員の桂川結愛。そこでは巨大な恐竜の化石像が崩れ落ちていた。学芸員の朽木良人は崩れた化石像にショックを受けて落胆する。

 コナンは崩れた化石像の下で絶命した館長の志田信久を発見する。コナンは遺体の近くの床の一部が濡れている事に気付く。駆け付けた目暮警部たちは関係者から話を聞く。朽木は展示物を組み立て中だったため、第二展示ルームは立入禁止だったと証言する。この後、崩れた化石像のワイヤーは何者かに切られていたと判明。近くにはワイヤーを切ったと思われるワイヤーカッターも落ちていた。
 
 化石像が崩れた前後で建物に出入りした人はおらず、目暮たちは内藤、結愛、朽木の誰かが殺害した可能性が高いと考える。コナンたちは捜査の邪魔になると外に出される。この時、コナンは第二展示ルームの裏口付近で小さな石片2、3個を見つける。目暮はショーの実況をしていた内藤を除く2人のアリバイを確認。コナンたちは裏口から顔を出して聞き耳を立てる。結愛は1人で事務室にいたと証言。朽木は1人で恐竜館裏の準備室にいたという。目暮は2人には確かなアリバイがないと判断する。
 
 朽木は結愛が犯人だと疑う。結愛は病気の母の治療費が足らずに志田に相談。志田はお金を貸す代わりに自分の女になれと結愛に迫っていたという。結愛は志田を恨んでいた事を認めるが、朽木も志田を恨んでいたと証言する。化石の展示を大事にしたい朽木と集客のために派手なショーを重視する志田は意見が合わずに衝突していたという。この後、結愛がいた事務室はスタッフルームの奥にあり、スタッフに気付かれずに外に出る事は不可能だとわかり、結愛のアリバイが立証される。

 目暮は館長室のゴミ箱から証拠が見つかったと皆に伝える。それは志田を第二展示ルームに呼び出す朽木からの手紙だった。朽木はそんな手紙は知らないと訴える。内藤は事前にワイヤーを何本か切り、志田が第二展示ルームに来た時に最後の1本を切ったと朽木の犯行を推理。朽木は自分はやっていないと無実を主張する。目暮は化石の保護に使う液体、パラロイドが現場の床にこぼれていた事も明かす。これは朽木が普段から使っている液体だった。朽木はいくつも証拠が出てきて言葉を失う。この後、コナンは館長室の前の廊下で小さな赤い破片を発見してハッとなる。コナンは館内図を確認した後、館内を調べ直して事件の真相に辿り着く。