事件ファイル

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2019年7月20日(土)放送

第947話 「呪いの宝石ボルジアの涙(後編)」

 ダム湖で車に乗った由利の遺体が40年ぶりに発見される。遺体の腹部にはナイフが刺さっていた。40年前に消えた呪いの宝石、ボルジアの涙。当時は由利が持ち逃げしたと噂されたが、車内から宝石は発見されなかった。40年前に制作されたドラマ「私が殺しました」(通称ワタコロ)の主演女優、なぎさの付き人だった由利。コナンと蘭は祖母の無実を証明したい孫の菫に協力し、ドラマ関係者たちから話を聞く。その頃、小五郎は知人の水沢に相談があると野々垣不動産に呼び出されて火事に巻き込まれる。

 鹿屋建設社長の梅木と共に由利の遺体を発見した野々垣不動産社員の水沢は原因不明の火事によって命を落とし、小五郎もケガをして病院に搬送される。関わる人に災いをもたらすというボルジアの涙の噂は本当だった。目暮警部は水沢が火事の前に殺害されていた事を明かす。水沢は写真を撮るのが好きだったが、スマホには写真が1枚も残っていなかった。高木刑事は犯人に消されたと考え、コナンは犯人に都合が悪い写真があったと推理する。高木は削除された写真データの復元を鑑識に手配する。

 目暮は小五郎の証言から火事になる前の午後5時から5時半に水沢は殺害されたと考える。その時間、野々垣不動産の野々垣社長は車で法要に向かっていた事が明らかに。だが、証人は身内の奥さんだけだった。梅木は5時頃から友人数人と一緒に飲んでいた事がわかる。この後、コナンは火元の書斎を調べる。書斎はガラクタ置き場になっていて、コナンはアルコール度数90度以上の強いお酒があったと聞いて犯人が仕掛けたトリックを見破る。

 翌日、鹿屋建設顧問の鹿屋から連絡があり、コナンは阿笠博士と共に鹿屋邸を訪れる。鹿屋はコナンに頼まれていたワタコロのラストの映像を探し出したという。コナンはフィルムを見て、窓について確認する。当時カメラマンとして現場にいた鹿屋は窓を閉めていたと答える。コナンはワタコロのラストを撮影したロケ現場のダム湖にやってくる。コナンは40年前に小屋が建っていた場所に行き、そこから何が見えるかを確かめる。40年前のボルジアの涙が消えた事件と水沢が殺害された事件、2つの事件の真相に辿り着いたコナンは小五郎、目暮警部らを鹿屋邸に集める。コナンは変声機を使い、眠りの小五郎として、2つの事件の謎を解き明かしていく…。