事件ファイル

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2019年6月29日(土)放送

第945話 「いいね。の代償(後編)」

 銀行に爆弾を仕掛けたというウソの電話があり、銀行前を通りかかった元太や無職の大坪と劇団員の神楽は騒ぎに巻き込まれてケガをする。半月前にも工事現場の不発弾の爆発に巻き込まれて見舞金をもらった神楽。友人の河内山は運の悪い神楽をネタにした写真をSNSにアップして、たくさんの“いいね”を稼いでいた。コナンたちは銀行にウソの電話をした犯人捜しを開始するが…。翌朝、公園で殺害された大坪が発見される。光彦は神楽が爆弾騒動の犯人と気付かれ、口封じのために殺害したと推理する。

 コナンたちは証拠を掴むため、昨日騒動があった銀行に向かう神楽に直撃する。昨日がバイトの給料の振り込み日だったが騒動があって下ろしそびれたという。神楽は大坪が殺害された事を知らない様子だった。コナンはまた見舞金がもらえるような巻き添え被害に遭いたいと皆に話していたのかと確認。神楽はそんな事は言っていないと否定する。この後、神楽は河内山が自宅に飲みに来るから買い出しに行くと言ってコナンたちと別れる。コナンたちは劇団主宰者の出羽からもう一度話を聞く事に。

 出羽は巻き添え被害に遭いたいと神楽から直接聞いた訳ではなかった。そして、この発言を聞いたという発信源は河内山と判明。出羽は河内山が神楽を陥れ、遥を振り向かせるためにデマを流したと疑う。灰原は河内山、神楽、遥は単純な仲良し3人組ではないと推測。コナンはスマホで河内山のSNSを確認して何かに気付き、遥に会いに行く。コナンが河内山、神楽と三角関係なのかと訊ねると、遥は全くないと笑い飛ばす。元々、役者としての神楽のファンだった遥は一緒に芝居をやりたくなって劇団に入ったという。その後、遥は神楽から河内山を紹介してもらったのだ。神楽と河内山は大学時代からの友人で、大学時代は河内山も芝居をしていた。遥は3人の間に恋愛感情はなく、仲間である事を強調する。

 遥と別れた後、灰原は遥に自覚がなくても2人が彼女をどう思っているかが問題だと指摘。コナンは爆弾騒動と大坪を殺害した事件の背景が見えてきていた。コナンは現場の公園に戻り、高木刑事、千葉刑事に捜査の状況を確認する。コナンは予想に反し、爆弾事件の手掛かりがないと高木から聞いて驚く。だが、銀行に電話があった直後、問題の公衆電話を清掃する作業員は目撃されていた。清掃会社はその時間に作業をしていなかったらしく、千葉はその人物が犯人に間違いないとコナンに教える。

 この後、大坪が殺害された昨夜8時頃に現場の公園から慌てて逃げ去る人物を目撃したと匿名の110番通報がある。通報者はネットで話題の運の悪い男かもしれないと神楽の事を話していたという。それを聞いたコナンは犯人の企てがまだ終わっていない事に気付く。コナンの推理が正しければ、手掛かりを残さなかった事も説明がつくのだ。コナンは犯人の新たな犯行を阻止するために急ぐが…。