事件ファイル

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2019年5月18日(土)放送

第R85話 「集められた名探偵(前編)(デジタルリマスター)」

 雨が降る中、小五郎はコナン、蘭を車に乗せ、山奥にある黄昏の館に向かう。小五郎は神が見捨てし仔の幻影と名乗る差出人から晩餐会の招待状と200万円の小切手が入った手紙をもらったのだ。途中、小五郎は車がエンストしたという千間降代を車に乗せる。降代も小五郎と同じように招待された探偵だった。館には茂木遥史、大上祝善という他の探偵も来ていた。

 メイドの石原亜紀はコックが急病になっていない事を告白。美食家探偵の大上は自分が料理を作ると申し出る。亜紀は招待した名探偵は全部で6人だと小五郎たちに説明。茂木が館の主について訊ねると、亜紀は館の主とはメールのやりとりだけで、会った事がないと明かす。この後、元検視官の探偵、槍田郁美が皆に声をかける。郁美は館の扉、壁、床に古い血痕の痕がたくさん残っていると指摘する。そこに鷹のワトソンを連れた探偵の白馬探が現れる。白馬はこの館で40年前に惨劇が起きた事を匂わせる。

 亜紀は晩餐会が行われる部屋に皆を案内。そこではマスクを被った館の主が待っていた。館の主はこの館に眠る財宝を捜し当ててほしいと皆を招待した理由を明かす。その直後、皆の車が爆発する音が聞こえてくる。館の主は皆の足を絶ったまでだと説明。小五郎たちはこの館から逃げる事ができなくなる。

 館の主は財宝を見つけ出した人には財宝の半分を与え、この館からの脱出方法を教えると伝える。茂木は館の主に反発し、被っているマスクをはぎ取る。だが、マスクの下はマネキンの上にスピーカーを乗せたダミーだった。探偵たちは神が見捨てし仔の幻影という名前から、自分たちを招待したのは怪盗キッドだと推理する。この後、亜紀は皆の料理を運び始める。亜紀は料理を出す順番を館の主から指示されているらしく、降代は毒が盛られていないか警戒。大上は自分が料理を作ったから心配ないと伝える。

 この後、食器の紋章から黄昏の館は半世紀前に謎の死を遂げた大富豪、烏丸蓮耶の別荘だった事が明らかになる。続けて、姿を見せない館の主は40年前の惨劇について語り始める。40年前、この館に財界の著名人を招き、99歳で他界した烏丸を偲ぶ会が行われた。だが、その実体は烏丸が遺した美術品を競売するためのオークションだった。2日目の嵐の夜、謎の小包を持ったずぶ濡れの男2人が館を訪れた後、招待客同士が美術品のために命を奪い合う惨劇に発展。オークション会場は地獄絵と化したという。

 館の主は40年前の惨劇を再び演じてもらうために皆を呼んだ事を明かす。館の主は財宝を巡って命を奪い合う探偵たちの醜態を期待していた。続けて、館の主は「二人の旅人が天を仰いだ夜 悪魔が城に降臨し 王は宝を抱えて逃げ惑い 王妃は聖杯に涙を溜めて許しを乞い 兵士は剣を自らの血で染めて果てた」と財宝を見つけるためのヒントを出す。その直後、紅茶を飲んだ大上は突然苦しみ出して絶命する。