事件ファイル

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2019年5月4日(土)放送

第939話 「危ない化石採集」

 コナン、歩美、灰原、元太、光彦は化石発掘を体験するため、阿笠博士と共に群馬にあるロッジ化石館にやってくる。展示している珍しい化石は海外から買い付けたもので、オーナーの大神明は来月もアメリカまで買い付けに行くと明かす。この後、ジャーナリストの宮下海果が現れる。村会議員の中谷創元は「金で解決した」と大神に話した後、海果に対応する。コナンは2人の会話を聞いていた。この時、大神は流せる除菌シートで腕を拭く。海果はこの村で珍しい化石、月のおさがりが発掘されたと知って取材に来たのだ。中谷はこの化石を村のシンボルにしようと計画。今は駅舎に展示しているという。この時、海果は「負のシンボルにならなきゃいいけど」とボソッと呟く。

 コナンたちは採集場に移動し、化石の発掘に取り掛かる。海果は月のおさがりの事をPR担当の中谷に質問。中谷は化石に詳しくないので大神に任せっきりだと答える。この後、大神は地層を調べていた海果に話すべき事があると声をかける。だが、その直後に大神は中谷に呼ばれて話は中断。大神は後で話をすると海果に伝えて去っていく。この後、歩美と灰原は化石館のトイレに行くが、すでに中には誰かが入っていた。中から水が流れる音が聞こえてた後、何かがドアにぶつかる音が聞こえ、歩美たちは中で誰かが倒れたと考える。灰原はコインを使ってトイレの鍵を開けると、中では大神が苦悶の表情を浮かべて絶命していた。駆け付けたコナンは独特な匂いから青酸性の毒物による中毒死だと判断する。

 この後、群馬県警の山村警部が捜査を開始。山村は誰かがトイレに毒を塗って大神を殺害したと推理する。中谷は大神が数日前から悩んでいて、自殺を仄めかしていたと打ち明ける。山村が原因を訊ねると、海果は月のおさがりが原因かもしれないと証言。海果は発掘現場の取材ではなく、大神の偽装を暴くために来た事を明かす。海果は月のおさがりが発掘されたのは別の採集場だと疑っていた。海果は大神が自分の犯した罪に耐えきれなくなって自殺したと推測する。海果は化石に詳しくない中谷が気付けなかったのは仕方ないと同情する。月のおさがりで村おこしを計画していた中谷はショックを受ける。

 話を聞いた山村は自殺と判断するが、コナンは自殺する人が来月の旅行を楽しみにしているのはおかしいと指摘。コナンは化石に詳しい大神が杜撰なウソをついた事も疑問を持っていた。山村は念のため、皆の身体検査を行う。だが、どこからも毒物反応は出なかった。コナンは必死に自殺に仕立て上げようとしているが、中谷の犯行に間違いないと考えていた。この後、鑑識課員は大神が持っていた除菌シートが市販のものより酸性度が高かったと山村に報告する。この除菌シートが事件と関係があると判断したコナンは元太たちの会話をヒントに事件の真相に近づいて…。