事件ファイル

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2019年4月27日(土)放送

第938話 「巨人タロスの必殺拳(後編)」

 コナン、元太、光彦、歩美、灰原は阿笠博士、蘭と共に大型フィギュアを制作するカガミスタジオにやってくる。フィギュアの制作はお金がかかるらしく、予算の事を考える営業主任の羽生と将来への投資と考えるデザイナー主任の山県は言い争いになる。このスタジオは経営が苦しく、身売り先を探している状況だった。そして、コナンたちが帰ろうとした時に事件が起きる。ドーム棟が突然暗くなり、何者かの悲鳴が聞こえてくる。バラバラと固いものが無数に落下する音がした後に明かりが復旧。フィギュアや模型が落下したドーム棟では後頭部を強打された羽生が倒れていた。

 しのぶは羽生の殴られた痕に青銅色の塗料が付着している事に気付く。それは巨人タロスと同じ色で、阿笠はタロスに打ちのめされたように感じる。羽生は病院に搬送され、しのぶも一緒に病院に行く。この後、目暮警部たちが捜査を開始する。警備員は通用口のドアが壊れていた事を千葉刑事に打ち明ける。山県はそこから犯人が逃げたと推理する。だが、元太はドアの前に重しとして彫刻を置いた事を報告。彫刻は動かされた形跡がなく、千葉は犯人がまだ中にいると判断する。

 コナンはドームの電源を操作するリモコンの数を加賀見に確認。加賀見は山県としのぶが持っている2台だと答える。コナンはリモコンを持っているか山県に訊ね、山県は作業着のポケットからリモコンを取り出す。目暮は皆に犯行時刻のアリバイを確認する。加賀見はオフィスを出た時に羽生の悲鳴を聞いたと証言。コナンはもう1台のリモコンをしのぶが持っているか、羽生が落としたままかが気になる。

 コナンはリモコンを捜してほしいと光彦たちに頼む。事件の時、電気が消えた後にすぐ復旧したため、コナンは羽生がリモコンを持っていたと推理。リモコンは放したら電源がじきに回復する仕組みで、コナンは暗くしたのは羽生の意思だったと考える。結局リモコンは見つからず、コナンはリモコンが消えた状況に思考を巡らせる。そして、コナンはドームの天井が見学した時と違う事に気付く。コナンは歩美が撮影したカメラの画像を確認。犯行前と犯行後では天井に張り付いた和船の位置が違っていた。コナンはグラスファイバー製の和船が天井に張り付いている理由を考え、その答えを見つけ出す。

 加賀見は事件前、電話中に誰かが2度社長室に入ったと目暮に伝える。2度とも同じ人物かはわからないという。加賀見は社長室に来たかと山県に確認するが、山県は自分ではないと答える。加賀見は同業者が山県のアイデアを盗むために忍び込み、羽生と鉢合わせになって事件が起きたと推理する。この後、加賀見はコナンに促されて病院にいるしのぶに連絡。コナンはしのぶにリモコンを持っているかを訊ね、しのぶは持っていると答える。それを聞いたコナンは誰が犯人かを見破って…。