事件ファイル

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2018年12月8日(土)放送

第924話 「みかん畑に陽は沈む」

 コナン、蘭、園子は都内の山地にあるみかん園までみかん狩りにやってくる。みかん園の経営者、寺内哲二は収穫が雑だと傷がつくと園子に注意。息子の寺内直哉は哲二の言い方がキツかったと園子に謝罪する。哲二の妻の寺内信子は先に下りると言って去っていく。直哉は最近、哲二と揉めてばかりの信子の機嫌が良かったのは久しぶりだとコナンに明かす。麓に下りた信子は農業用モノレールの運転レバーを入れ、無人のモノレールは山へと続くレールを登っていく。

 コナンたちがたくさんのみかんを収穫し終えると、みかんを運搬するために使う農業用モノレールが近づいてくる。このモノレールは山頂の作業小屋まで行くと、自動でバックに切り替わって麓の小屋まで戻っていく仕組みになっているという。モノレールの荷台にコンテナを積んだ後、哲二は「乗っていくか?」とコナンに声をかけ、コナンは哲二と一緒にモノレールに乗って麓まで下りる。

 コナンたちは寺内家でみかんを使った料理をご馳走になる。哲二は蘭たちにみかんを褒められると上機嫌になる。トイレに行ったコナンは農園売却の件で言い争う直哉と哲二を見かける。直哉は勝手に売却先を決めた哲二に文句をつけるが、哲二はお前の味方をするから信子には話すなと釘を刺し、決定権は家長の自分にあると言い放つ。この後、哲二は蘭たちに昔の写真を見せようと本棚の上段にあるアルバムを取ろうとする。だが、五十肩の哲二は痛がり、代わりに蘭がアルバムを取る。

 夕方、コナン、蘭、園子は信子に勧められ、山頂まで沈む夕日を観に行く。夕日を見終わった頃、エンジン音が近づいてくる。モノレールに乗って哲二が迎えにきたのだ。蘭たちが手を振ると、哲二も蘭たちに向かって手を振る。その直後、哲二は荷台から落下。コナンたちは哲二が落下した山の中腹へと急ぐが、頭から血を流した哲二は絶命していた。間もなく、麓から直哉、遅れて信子が登ってくる。

 夜、目暮警部たちは現場検証を行う。哲二の死因は頭蓋骨陥没で、高木刑事は転落時に近くの石に頭をぶつけたと考える。蘭と園子は哲二が転落した瞬間を見たと証言。コナンは直哉と信子が転落に気付いた事を不思議に思う。直哉と信子は麓の別の場所にいたが、蘭たちの声が聞こえたので、そっちを見たら転落する瞬間を目撃したと証言する。蘭たちを迎えに行ってほしいと哲二に頼んだのは信子だった。

 コナンは哲二の帽子の内側に付着した血痕に目を留める。コナンは外側に石で擦った跡がない事から石にぶつかる前に帽子は飛んだと推理。だが、そう考えると、内側に付着した血が不自然なのだ。この後、コナンはモノレールについた泥の足跡と荷台のコンテナに注目。さらにコナンは辺りを見渡し、他と違うコンテナと見つける。目暮は不運な転落事故と考えるが、コナンは事件の真相を見破って…。