事件ファイル

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2018年11月17日(土)放送

第921話 「殺意のあいのり」

 小五郎、コナン、蘭が乗るレンタカーは山道でガス欠になり、大学生の佐伯遼平が運転するワゴン車で近くのスーパーまで牽引してもらう事に。コナンと蘭が乗せてもらったワゴン車には佐伯の他にゼミ仲間の井上春香、駒田孝弘が同乗し、教授の後藤正司は後部座席で酔っ払って眠っていた。佐伯たちは後藤の論文が表彰されたお祝いも兼ねてキャンプに行くのだという。スーパー到着後、買い物を終えた駒田と春香はスーパー前で時間を潰し、佐伯は近くのコンビニでタバコを吸っていた。

 佐伯はコンビニからワゴン車に向かい、出発すると察した駒田は大量の荷物を持ってワゴン車の方に歩き出し、春香も荷物を抱えて駒田の跡を追う。この後、車に乗った駒田と春香は一番後ろの席でグッタリした後藤を発見する。駒田は異変に気付いて、いち早く後藤に駆け寄る。後藤は首から携帯電話のストラップのヒモを下げていたが、席からズリ落ちて、ヒモが首を絞める状態になっていた。携帯がヘッドレストの金具部分に挟まっているのだ。駒田は携帯を外すが、後藤はすでに息絶えていた。

 コナンは座席にあるエアクッションに目を留める。クッションは穴が開いていて、表面は湿っていた。この後、目暮警部たちが事情聴取を始める。最後にワゴン車を降りた駒田は後藤にブランケットをかけたと証言。クッションは腰痛を和らげるために後藤が使っていたものだった。春香はスーパーに入る前、車に忘れたスマホを取りに戻ったと証言。戻った時、後藤はイビキをかいて寝ていたという。佐伯は買い物した後、タバコを買いにコンビニへ行き、1本吸ってから車に戻ったと証言する。

 後藤はお酒を飲まないと眠れなかったらしく、睡眠薬も常用していた。後藤の携帯は折り畳み式。目暮は携帯が開いた状態で、シートとヘッドレストのわずかな隙間に引っかかっていた事に違和感を抱く。小五郎は泥酔した後藤が電話をかけようとして手を滑らせて隙間に入ったと推理。すると佐伯は買い物中、後藤から着信があった事を告白する。佐伯は返事がなかったので電話を切ったという。

 そして、春香たちの会話から後藤が恨まれていた事が判明する。就職が内定した佐伯に嫌がらせで単位をあげなかった後藤。駒田は後藤から暴言を吐かれ、春香は後藤からセクハラを受けていた。目暮は3人には殺害の動機があると判断するが、事故に見せかけて殺害するのは難しいと考える。車内を調べていたコナンはエアクッションに穴が開いているのはおかしいと指摘。さらにコナンはクッションの表面が濡れていたのに席は濡れていなかった事もおかしいと皆に伝える。コナンはある物を使えば離れた場所にいても後藤を席から落とす事はできると推理。コナンはその細工ができる犯人の目星もつけていた。コナンはブランケットを見て、犯人がトリックに使用した決定的な証拠を今も持っていると確信して…。