事件ファイル

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2018年10月20日(土)放送

第R79話 「金融会社社長殺人事件(デジタルリマスター)」

 コナンを連れて雀荘に来た小五郎は友人たちと麻雀を打っていた。絶好調の小五郎が大きい手を上がると、岡野はツキがないと言って帰ってしまう。メンツが1人欠けたため、長谷川は向かいのビルにある肥田金融の肥田満弘社長を呼ぼうと提案。長谷川が電話をかけると、麻雀好きの肥田は残高確認を終わらせて30分以内に行くと約束する。だが、約束の30分が経っても肥田は現れず、小五郎たちは心配になって様子を見に行く事に。小五郎たちは事務所の前に来ると、社員の南澤尚善がやってくる。

 南澤はポケットから鍵を取り出して入口の戸を開ける。南澤は携帯電話を忘れた事に気付いて取りに戻ったという。社長室は鍵がかかっていて、小五郎たちが強引に戸を破ると、お札が散乱した床に肥田が倒れた状態で絶命していた。この後、目暮警部、高木刑事たちが捜査を開始する。肥田の死因は青酸カリによる窒息死で、死亡推定時刻は午後7時から7時半の間だった。机の上には部屋の鍵があり、ドアも窓も内側から鍵がかかっていた。目暮はこの状況から密室殺人と考える。

 目暮は防犯ビデオを検証する。肥田に見届けられ、南澤を含む3人の社員が退社したのは午後7時4分だった。その後、肥田は事務所の入口の鍵をかけ、残高確認のために社長室に戻っていた。この後、南澤と一緒に退社した社員の藤井孝子、飯野宏が呼び戻され、小五郎は肥田が殺害された事を2人に伝える。お金を数える時、右手の親指を舐めるクセがあった肥田。鑑識課員は肥田の右手の親指とお札数枚から毒物反応が出たと報告。他にも部屋のドアのノブと上にある鍵をかけるツマミから毒物反応が出ていて、鑑識課員は肥田が毒の付いた親指でお札やノブ、ツマミを触ったと考える。

 事務所のどこかで青酸カリを触った肥田。犯人は親指を舐めるクセを利用して肥田を殺害したのだ。目暮は捜査の邪魔になるため、何も触るなと3人に伝え、南澤が触った携帯電話を没収。さらに目暮は給湯室でタバコを吸いながらお茶を淹れている孝子を注意する。飯野はパソコンを触っていて、3人は勝手にトイレにも行っていた。目暮と小五郎は容疑者が勝手にウロチョロするなと3人を怒鳴りつける。

 この後、孝子は飯野が架空口座を作って事務所の金を横領している事、南澤が高額を貸し付けた客に逃げられ、その肩代わりを肥田に押し付けられた事を暴露。飯野と南澤には肥田を殺害する動機があったのだ。鑑識課員は事務所のどこからも毒物反応がなかったと目暮に報告。肥田がどこで青酸カリを触ったのかは謎のままだった。目暮は3人の持ち物を調べるが、誰の持ち物からも毒物は検出されない。コナンは3人の中の1人の行動に注目し、鑑識課員にある事を確認する。そして、コナンはトイレの戸棚を調べ、漂白剤を見つける。コナンは被害者を思うがままに操って毒殺した犯人を見破って…。