事件ファイル

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2018年10月6日(土)放送

第916話 「恋と推理の剣道大会(前編)」

 全国高等学校春季剣道大会が東都体育館で開催される。コナン、蘭、遠山和葉が応援する中、服部平次は準決勝まで勝ち進む。平次は強敵、京都泉心高校の沖田総司に勝って優勝すると誓う。準決勝、決勝は昼食休憩後の午後2時から開始の予定だった。蘭とコナンはトイレが混んでいたため、空いているトイレを探す。その頃、京都泉心高校の大岡紅葉は平次の優勝祝賀パーティーの準備を進めていた。

 抜谷士道は体育館の北口のトイレ前で胃腸薬を飲もうとする。そこに現れた剣道着の何者かが抜谷の喉元を刃物で斬って殺害。剣道着の犯人は盲目の老人、安岡克成が近くにいる事に気付くと急いでその場を後にする。この後、北口のトイレにやってきたコナンと蘭は壁にもたれて絶命した抜谷を発見する。克成は何かあったのかとコナンたちに声をかけ、コナンは克成の目が見えていない事に気付く。

 コナンは男性が首を斬られて殺害されたと事情を説明。克成は犯人が「カッターナイフが血で汚れてしまって、切れなくなったから、代わりのヤツを持ってきてくれ」と話していた事を教える。犯人は誰かと電話で話していたのだ。さらに克成は犯人がトイレの方に向かった事を明かす。その後、克成の前を通ってトイレにいったのは2人くらいで、トイレから出て行った人はいないという。コナンは犯人がまだトイレにいると確信し、警察に通報してほしいと蘭に頼む。

 この後、沖田がトイレ前に現れ、服装から被害者が審判員だと気付く。審判は剣道の有段者で、沖田は有段者を一太刀に殺害した犯人は剣道の達人だと推理する。沖田は蘭を気に入り、ちょっかいを出すが、そこに平次が現れて止めに入る。駆け付けた高木刑事と佐藤刑事はトイレを調べ、中にいた法村稔司、横手恒之、定森朱音から話を聞く。審判員の稔司は判定の事で抜谷と揉めていて、元自衛官の朱里は高校の時、剣道部の顧問だった抜谷に奥さんと別れてと言い寄っていた事が判明。恒之は過去の剣道の大会の件で抜谷と揉めていた事が明らかに。3人にはそれぞれ抜谷を殺害する動機があったのだ。

 蘭は犯人の声について克成に訊ねるが、克成は3人とも違うと答える。克成が聞いたのは被害者の抜谷の声だったのだ。そして、抜谷のスマホの最後の通話履歴は奥さんと判明。今、奥さんは体育館に向かっているという。この後、トイレ裏から返り血を浴びた道着と防具が見つかる。この道着と防具は昨日の団体戦の後に盗まれた京都泉心高校の予備のものだった。佐藤は複数の人間が身に着ける予備ではDNA鑑定で犯人を特定するのは難しいと考える。佐藤は殺人事件が起きたため、大会を中止するように高木に指示。平次は優勝して和葉に伝えようとしている事があり、中止は困ると慌てる。試合開始までは40分で、平次はそれまでに事件を解決すると躍起になるが…。