事件ファイル

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2018年9月15日(土)放送

第913話 「連れ去られたコナン(前編)」

 目暮警部たちは倉庫に身を潜めていた宝石強盗犯の鷹取巌男の身柄を確保する。昨夜、米花町の宝石店に覆面をした2人組が押し入り、3億円相当の宝石を奪ったのだ。目暮が共犯の内海徳郎の事を聞くと、鷹取は相棒ではないとムキになって否定する。鷹取が証拠がないと開き直ると、眠りの小五郎が話に入ってくる。眠りの小五郎は決定的証拠が防犯カメラに残っていたと言い放つ。その時、鷹取は拳銃を発砲し、眠りの小五郎の推理が初めて強制的に中断されてしまう。

 鷹取は裏口へ向かい、そこにいたコナンとぶつかる。鷹取はコナンを人質にとり、車に乗って逃走する。目暮と小五郎は宝石店オーナーの島津輝明と仕入れ担当の山鹿節夫から話を聞き、どこかから仕入れの情報が漏れたと睨む。手を縛られ、助手席に乗せられたコナンは鷹取にいろいろ話しかけ、ぶつかった拍子に鷹取が落とした縄梯子の事も訊ねる。だが、鷹取は縄梯子の事は一切話さずに車を急発進させる。この後、車が停車した時、コナンは車内にあった杯戸町スナック新月のマッチを掴んで外に逃げる。だが、コナンは逃げきれず、袋小路に迷い込んだ時に鷹取に捕まって車に連れ戻されてしまう。

 鷹取は車を乗り換えた後、廃工場にやってくる。鷹取は廃工場の巨大な煙突の入口までコナンを連れて行く。落とした縄梯子はこの煙突の煙道で使うものだった。鷹取は縄梯子を失ったため、代わりに小さなコナンを利用しようと考えたのだ。鷹取は煙突の中に入れとコナンに命じる。その頃、高木刑事は鷹取が乗り捨てた車を発見したと目暮に報告。だが、鷹取とコナンのその後の足取りは掴めていなかった。この後、山鹿の消息が不明になったと連絡が入り、目暮と小五郎は山鹿が事件に関与していると睨む。目暮たちが従業員控え室にある山鹿のロッカーを調べると、バッグの中には宝石2、3個が入っていた。小五郎は山鹿が犯人に仕入れ情報を流し、その見返りとして宝石をもらったと推理する。

 鷹取は煙突の底に行って宝石を拾ってこいとコナンに命令し、3分以内に戻らなければ火をつけた新聞紙を投げ込むと脅す。そんな事をされたら煙に巻かれて即窒息だった。コナンが煙突の底に着くと、そこでは散らばった宝石と共に内海が絶命していた。コナンが内海の事を聞くと、鷹取は内海に裏切られて煙突の上から撃たれたと答える。鷹取が応戦して拳銃を撃つと、内海はバランスを崩して煙突の底に落下して絶命したという。この後、コナンは宝石を全て拾い、何とか3分以内に煙突の外に戻る。コナンは宝石を鷹取に渡すが、3億円分より明らかに少ない数だった。鷹取はアイツと呼ぶ裏切者への怒りを露わにし、コナンは鷹取がこれから裏切者に会いに行くと推理する。鷹取はコナンを車に乗せて走り出すが…。途中、鷹取は「運が良ければ助かるかもな」と言って、コナンを外へと蹴り落として…。